クズ達に本気を出された結果。

過保護 ページ8

……





呪霊もあと数体のところで、私は思った。





(……あれ？平然と戦ってたけど私に全く呪霊来なくね？)





普通、複数居るはずなのだから背後からかかってきても何もおかしくな、




「ｷﾞｪｪｧｪｯｯｯｯｯ」




呪霊の倒される時のあの特有の声が聞こえたので振り返ると。



地獄絵図が広がっていた。





何とは言わない。何とは言わないけど。夏油と五条が大活躍していらっしゃるではないか。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あー、ね？？





うん私何も見てないや。





『よい、しょっ、！』





呪霊の呪力を散らせてから、呪力をこめて蹴りを入れた。呪霊が散る。


その時、異形の特徴である爪が掠って少し血が出てしまったが気にしない気にしない。





そうして呪霊約十体、一瞬で祓い終わった。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




「やっぱ対した事なかったな」


「とんだ雑魚だったね、今回は取り込まなくて良いかな」


『あー……うん。そうかい』





呑気に伸びをする五条とニコニコと笑う夏油。


いや、もう何か……怖いよね。





『じゃあ帰ろうか』





苦笑いをして2人に顔を向けると……





「……おい、待てその頬の傷は？」


「あはは、悟決まってるだろ？あの呪霊に傷付けられたんだよ」





五条にするりと頬を撫でられた。指先が当たってぴくんと肩が跳ねる。

夏油はニコニコ笑顔でコチラを覗き込んできていた。



え、待って、怖、





「チッ、【ﾋﾟｰｰ】すれば良かった」


「そうだね、痛めつけてやるべきだった」





過保護すぎない！？！？！？






『爪が掠っただけのただのかすり傷だよ？』


「は？爪が掠った？？マジであの雑魚呪霊許さねぇ」


『ねぇ、何なの君達？』






過保護すぎでしょ。






「…それよりAはとても美味しそうな頬をしているね。白くてとても噛みつきやすそうだ」


『ﾋｪｯｯｯ』


「なー、１回だけでも良いから舐めさせてくんね？」





怖いこの二人！！！！！！





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


作者の実珠です


え？？？待っって下さい……
何となく気分で書いたのに朝開いたらめっちゃ伸びてるんですけど？


通知めちゃ来てるし……


えっっ、読者様は神か何かで？
これは○魂同様メイン更新にするしかない……


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