クズ達に本気を出された結果。

拾い人 ページ28

……





夏油にファーストキスとセカンドキスを奪われ。


我が癒しであった大天使硝子ちゃんも警戒しないといけなくなり。



毎日が大変、とは……
今の状態の私のことを言うのだろう。



そんな感じでさしす組にちょっかいをかけられる毎日を送っていた、のだが。





「おい硝子！！コイツ見てくれ！」





悟が拾い物……いや、拾い人？をしてきた事で、悩みの種が一つ増える事となる。





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まあ今の状況を要約すると。



悟が、任務先で気絶した男を拾ってきた。



……字面だけ見ると有り得ない事なんだけどさ。





話によると、呪力が無いらしい。そして何か体に芋虫みたいなのをつけて戦っていたのだとか。




何だか傑みたいだね。と言ったら黒い笑顔でん？と聞き返されたので何でもないです。と返しといた。




……というか、呪力ないのにどうして呪霊が見えているのだろう？どうして戦えているのだろう？

……なんか口元に傷あるしガタイいいし……





『そもそも何でこの人気絶しているんだい？』


「あ？知らね。何か呪霊倒したらぶっ倒れやがったんだよ」


『へぇ……』


「流石の悟でも目の前で人が倒れたら見捨てないんだね」


「おいそれどういう事だ傑コルァ」





傑と悟が軽口を叩きあっているのを横目に、ベッドの上で寝ている男の顔を覗き込む。





…傑や悟に引けを取らぬ端正な顔立ちをしてた。それこそ顔だけで食っていけそうな。くそう、羨ましい。





『……硝子、この人の容態は？』


「んー…それがどこも怪我してないし……何も問題無いんだよね」


『…………えっ？』


「貧血か空腹か分かんないけど…まあ過労が妥当ってとこじゃない」





嘘でしょ、どんだけ栄養失調してんの？





『……というか、本当に呪力無いんだね』





男の額にピトリと手を当てた。何の呪力も感じないし呪力を露散させる私の術式も反応しない。どうやら、本当に呪力が一切無いようだ。



今はこの男が目覚めるのを待つしかない、か。








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黒瀬白羽様からのリクエストです！これからどんどんパパ黒とイチャイチャさせます！



そして五条、夏油がガッチガチの嫉妬と。



そして、申し訳ありません。
都合や設定により、小さい頃からの知り合い…というのは出来ません……



本当にすみません！！！！！＜(_ _)＞
ごめんなさァァァァァァァい！！！！！！！！

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