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独占欲 ページ15

……





私が体を震わせていると、傑は舌を鎖骨に這わせてから唇を離した。





『す、すぐ、る、』


「急にすまないね……けど、綺麗についた様だ」


『え……っ』





体に力が入らなくなった私の腰を支えてくれた傑が妖しげな笑みを浮かべる。それに嫌な予感がした。





『ま、さか…歯型……?』


「お、Aにしては察しの良い。当たりだよ。悟にキスマーク付けられたのなら私は歯型をつけないと、ね?」





あの痛みは歯型をつけられてた、ってこと!?嘘でしょ、待って、ええええ!?





「隠したりしたらお仕置きだからね?」


『えっっ……』





悟と同じ事言ってるんだけど……っ
ていうかキスマークも歯型も隠しちゃいけないのかい!?恥ずかしいんだけど……っ





「______返事は?」


『は、は、はいぃっ!!』





傑が目を細めて黒い笑みを浮かべるものだから頷いてしまった。





『す、傑……』


「ん?」


『な、なんで傑は…いや、悟もだけど……私なんかに惚れたんだい?私より秀でている人は沢山居るよ?』





ずっと聞きたかったこの質問。
これに、傑は笑顔のまま間髪入れず言った。





「?私達はAより可愛らしい人を見た事が無いよ?」


『は、はぁ!?』


「これからも二度とA以上の人が現れることは無いだろうね」





ヤバい笑顔のままなのがさらに怖い。





「君の爪先から頭の天辺まで……そして髪の毛一本に至るまで、私は君が愛おしい」


『えっ、あっ、えっと、』





しかも熱烈な告白みたいになってるし。





「まあ、悟が君に惚れたのも同じ様な理由じゃないかな。君を独占できたら…私達にとって、何よりもそれが至上の喜びだ」





待って、いつからこんな感情抱かれてたの私!?ていうかそんな感情をよく隠してきたね!?


全く気付かなかったんだけどな!?!!





「だから、A」


『!』





傑が、私の手を恭しく取って…手の甲に口付けた。









_____「大人しく、私のものになって?」








『っっ、!!!』





不覚にもカッコイイと思ってしまったのは、内緒である。





______

合同→←痕



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てちあ(プロフ) - 早急に「ゆりなんぽん」というアカウントに返信したものを削除願います。他人のものもです。お願いします。 (2022年3月23日 2時) (レス) id: 0d6806340a (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - とても面白い作品です!きゅんきゅんです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年6月24日 18時) (レス) id: 89932c3d9c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - ゆりなんぽんさん» これから続編に行きます!!楽しみにしてくれると嬉しいです!!という事です!分かりにくかったら申し訳ない笑 (2021年5月8日 14時) (レス) id: 23756b334c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - まあ感じ方は人それぞれですよね!ディープキスは耐えられなかったんだと思います!読者様に純粋で可愛らしい方が多かったという事で!そして続編でも是非是非応援して下さると有難いです!!! (2021年5月8日 14時) (レス) id: 23756b334c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - きらりさん» コメントありがとうございますー!!いやぁ大好きだなんてそんな……めちゃ嬉しいです!!更新頑張ります!!コメントありがとうございます!!! (2021年5月8日 11時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実珠 | 作成日時:2021年5月1日 19時

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