敏感 ページ11
……
『ごっ、五条、何、待って、』
「待つ訳ねーだろ。つーかお前敏感すぎ…クッ、かわい」
『ひぁッ、』
吐息が耳にかかって変な声が漏れる。
何か体がビクビクするし、気持ち良いのか辞めて欲しいのか分からない。足に力を入れていないと腰が砕けそうだ。何これ、何なのこれ。
「へぇ、耳舐めただけで倒れそう、ってか?やば…ここまで来たらどういう反応すんのか知りてぇもんだよな」
『待っ、や、五条、』
「あ?」
『何か、体、おかしい、んだよ……っ』
「ふーん?」
『お願いだから、待っ、て、』
目に涙が溜まって、ぼやけて前が見えない。それでも懇願すると…
ぼやけた視界の中で、五条が舌なめずりをした気がした。
「そういやお前、恋愛経験0だったっけ?」
『ぅ、うん、』
「……じゃあ、俺が教えてやるよ」
『っ!?ひっ、何、し、』
椅子から降ろされて担がれたかと思うとダンッ!と机に押し倒された。
驚きのあまり瞬きをすると、涙が頬を垂れる。
視界が開いたので前を見ると、
『ち、近っ、近いよ五条っ、』
「うわー……お前そんな表情すんのか…ギャップやば、可愛すぎだろ」
目の前に五条のあの美しい顔があった。ていうか睫毛長っっめちゃ良い匂いするしっ何コレ柔軟剤?バニラみたいな甘い匂いするんだけどっ
背中に感じる硬い机の感触と、上から見下ろしてくる五条の顔。何かヤバい。何か頭の中で警報が鳴っているみたい。
『ん…っ』
すると、涙を舌で舐め取られた。頬にかけて舌が移動して耳朶を口に含まれる。
「お前の頬やわらか…もう大福じゃん。なのに痩せてるとか何なのお前。しかも敏感体質とか…もう体が犯して下さいって言ってね?」
『ち、ちが、待って、耳ゃだ、』
「耳まで美味しそうだなお前……」
『!?』
服の中にするりと手が入ってきた。
知らない感覚にぞわりと何かが背筋をかけ上る感覚が体を襲う。
ヤバい、何がとは言わないけどこのままじゃヤバい、
__________
皆さん早くもネタ切れです話のリクエストお願いします。
もうさしす組じゃなくても宜しいです。
時間軸とか世界線とか無視して皆さんの推しをお届けします。
あ、ストーリー構成はするけど。
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てちあ(プロフ) - 早急に「ゆりなんぽん」というアカウントに返信したものを削除願います。他人のものもです。お願いします。 (2022年3月23日 2時) (レス) id: 0d6806340a (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - とても面白い作品です!きゅんきゅんです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年6月24日 18時) (レス) id: 89932c3d9c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - ゆりなんぽんさん» これから続編に行きます!!楽しみにしてくれると嬉しいです!!という事です!分かりにくかったら申し訳ない笑 (2021年5月8日 14時) (レス) id: 23756b334c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - まあ感じ方は人それぞれですよね!ディープキスは耐えられなかったんだと思います!読者様に純粋で可愛らしい方が多かったという事で!そして続編でも是非是非応援して下さると有難いです!!! (2021年5月8日 14時) (レス) id: 23756b334c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - きらりさん» コメントありがとうございますー!!いやぁ大好きだなんてそんな……めちゃ嬉しいです!!更新頑張ります!!コメントありがとうございます!!! (2021年5月8日 11時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年5月1日 19時