吸血鬼は恋がしたい2

57話 ページ7

「ここは俺に任せてお嬢さんとお姉さんとババアはのんびり待ってな！ってかおいA待ちやがれ！」

ﾉｴﾙ「汚っ！」
ﾊﾞﾈｯｻ「ダメ！」

『うっせえてめーなんかに構ってられっかよ！』ﾊﾞｻｯ(羽根を出す)

ｾｯｹ「！？ちょ！お前人間かよ！？」

『(バレたら後々めんどくさいからな…)創成魔法だよ！そんなことも分からんのか！じゃあな！』

ノエル(嘘ついたね)
バネッサ(嘘ついたわね)

アスタ「待てー！」
「ヘッ、追いつけるもんなら追いついてみな」
アスタ「待てー！」

「ようやく撒けたか」
アスタ「待てー！」

「チッ、しつけぇ…ん？うわ〜！」


「ただ走ってるだけなのになんで着いてこれるんだ」

『アスタ！飛んだ方が速いよ！』

アスタ「お！A！」
『いやだから飛べよじゃなくて追いかけなくちゃ！』
アスタ「俺飛べないんだよ魔力ないから。」
『？いや飛ぶから。』

アスタ「へ？」
『行っくよー！』(アスタを持ち上げる)
アスタ「ちょ//下ろせって！」
『飛ばすよー！』
アスタ「( 'ω')ﾌｧｯ!?」

アスタ「あの雲を何とかしねえとラチがあかねえ！魔法でできた雲なら…よしっ！」
『準備出来たみたいだね！行っくよー！』(思いっきり飛ばす)

「俺様の魔法盗賊の雲風がきれると思ってんのか…」

「( ^o^)＜うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！」

アスタ「やべぇ落ちる！」
『キャッチ！』

「フッハー！」

(手柄は俺のモンだ〜！)

アスタ「それかっけえ！」
『ウッソだろお前』

ｾｯｹ「フッハー！」
「ぐわっ！」

ｾｯｹ「フッハ！逮捕だ！俺の手柄だ！フッハッハッ…」

ｾｯｹ「フハ？それ…」
「フッハフッハうるせえ。テメエも道連れ…だ」

ｾｯｹ「うぎゃあああ！！」
アスタ「どうしたセッケ！」

ｾｯｹ「うっ…毒だ体中に毒が回る」
『えぇ...(困惑)』

ｾｯｹ(死ぬのか俺は…そういえば俺も昔上を目指してたんだっけな)

(フッ、コイツに託すってのがシャクだが…)

ｾｯｹ「お前は俺を倒した男だ。俺の分まで上にいけよ…俺の夢託したぜ」

(こんな終わり方も悪くないか…フッハ)

『えぇ...(困惑)』

アスタ「フッハ！？フッハ！」

ｾｯｹ(あれっ？俺死なないな…)

「フハッ!?」

アスタ「大事なもん勝手に託してんじゃねえ！生き延びて自分の夢は自分で叶えろ！」

『ド正論』

アスタ「諦めんなバカ野郎！」

『かっけー…惚れるわ』

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