78話 ページ28
魔宮探索するアスタとノエルは、同じ任務のユノ、クラウス、ミモザの金色の夜明け団と出くわす。どちらの団が先に宝物殿にたどり着くかの競争が始まる。一方でラックとAは…
アレクドラ「ヴァンジャンス団長!」
ウィリアム「何か用かね」
アレクドラ「はっ!新しく発見されたダンジョンの探索の件ですが何故あの様な大事な任務に下民の新人を…」
ウィリアム「キミは私を信頼しているかい?」
アレクドラ「もちろんですとも。私、アレクドラ・サンドラーは貴方の為なら死ねます!」
ウィリアム「では私が信頼する彼のことも信頼してあげて欲しい。彼も金色の夜明け団の一員だ」
ウィリアム「我々の為にこれから更に強くなっていくだろう」
ウィリアム(そう強くなって貰わねばね。彼には…)
ノエル(この人がユノ…そして)
ノエル(うぅ…)
クラウス「ユノ、何故こんな奴らをわざわざ助けたのだ。我々の任務はあくまでこのダンジョンの攻略、つまりは最深部の宝物殿に速やかに辿り着く事だ。こんな奴らにかかずらっている時間などない」
アスタ「おいユノ!いきなり何だこの失礼な眼鏡は!」
ユノ「先輩」
クラウス「めが…失礼なのは貴様だ!眼鏡の私と!もとい貴族の私と対等な口を利くな!」
ユノ(いきなりかかずらっている)
ミモザ「ノエルさんごきげんよう」
ミモザ「昨年の王族一同のお食事会以来かしら?」
アスタ「知り合いか?」
ノエル「えぇ…ちょっとね」
ミモザ「ノエルさんのいとこですの」
アスタ「へぇー」
ノエル「貴方も来てたのね」
ノエル(よりによってコイツが…)
ミモザ「黒の暴牛は野蛮な団だとお聞きしますわ、大丈夫ですか?」
ノエル「ふん。そっちこそ大丈夫なの?ミモザ」
ミモザ「え?」
ノエル「貴女みたいなトロイのが金色の夜明け団でやっていけてるのかしら?」
ミモザ「はい!皆様お優しい方ばかりで。お陰で臆する事なく魔法を振るえておりますわ」
ミモザ「あっ、ノエルさんは魔力のコントロールまったく出来ておりませんでしたけどその後どうですか?」
(相変わらずの天然失礼…やっぱりムカつく!)
ノエル「ま…まあぼちぼちやってるわよ」
ミモザ「あっ、私たち先日このメンバーでの任務で魔法帝に星を授与されましたの」
アスタ「俺たちだってこの前星もらったもんね!」
ノエル「フン」
クラウス「ウソを吐け。黒の暴牛の新人ごときがそう簡単に星を授与されるわけないだろうが」
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kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります!更新頑張ってください!(p`・ω・´q) (2018年10月17日 16時) (レス) id: 55e43d7b81 (このIDを非表示/違反報告)
yukkurihana(プロフ) - 和空さん» 和空さんご指摘ありがとうございます!そして体調の心配ありがとうございます!和空さんも気を付けてくださいね^^ (2017年12月25日 10時) (レス) id: 198c2b7907 (このIDを非表示/違反報告)
和空 - 番外編と本編は区別しておいた方が読者の皆さんやyukkrihanaさんも分かりやすいと思います。最近もっと寒くなってきたので体調に気を付けつつ頑張ってください (-×- ) ※因みに自分はお腹を(不注意で)冷やしましたが(多分)平気です (2017年12月25日 0時) (レス) id: 1d789896ca (このIDを非表示/違反報告)
yukkurihana(プロフ) - なるほど…ご指摘ありがとうございます!早速外してきますね! (2017年12月16日 2時) (レス) id: 198c2b7907 (このIDを非表示/違反報告)
和空 - オリジナルフラグは外した方がいいですよ。違反報告の元なので。※外し方は分かりません(←) すみません。 (2017年12月16日 1時) (レス) id: 1d789896ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yukkurihana | 作成日時:2017年12月15日 14時