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「鉢屋三郎だ」

「鉢屋くん、よろしくね」

「俺は久々知兵助。突然だけどA!俺の豆腐食べない?」

「ちょっと兵助!初対面から豆腐は…」

「あれ?勘右衛門も食べたかった?」

「い、いや俺は別に…」

五いのこの豆腐絡みのアレ!!!!!生で見れるとか嬉しすぎる!!!!
ギャーッとオタク心が騒いでいると、八左ヱ門からお〜いと目の前で手を振られた。さては自分の世界に入りすぎて目が据わっていたんだな…そんな私を見て豆腐を強要するから目が据わってしまったんだ!と勘違いした人がいたので全力で弁解しておいた。

「あはは…そうだ、Aちゃん。学園の中僕が案内しようか?」

「ちょ、雷蔵!それは俺が…!!」

「はいはい、八左ヱ門は落ち着け」

今度は五ろだ…!!!やばい、こんな嬉しすぎることがあってもいいのか。私そんなに前の世界で徳積んだ覚えないんだけどな…??
そうだ、それよりもこむぎを一旦安定した場所につれていきたい。流石にずっと膝の上だとストレスだろう。

「あの、学園探検の前に、さ。こむぎを部屋に慣れさせておきたいというか」

「確かに…八左ヱ門が前うさぎはデリケートだって言ってたもんな」

「こむぎ、家の中で飼ってたからあまり外にいると寒がっちゃうかも」

「それは大変だ!今すぐAの部屋に行こう。ええっと、案内は確か俺で…」

きっと生物委員会で飼ってるうさぎたちは外気の温度に慣れているんだろうけど、うちのこむぎは違う。基本、家の中で徹底した温度管理のもと過ごしていた。だから、あまり外にいるわけには…でも、この時代だときっと温度設定も簡単にできない。どうすればいいんだろう…?

「A、生物委員会で扱ってるやつだけど…ペレットと牧草持ってきておいたからな!」

「ありがとう、竹谷くん」

「おう!…なんだかここの部屋、ちょうどいい温度だな…なにもないよな?」

ペレットってこの時代あるの??????ちなみに、ペレットはうさぎの食べ物である。世のうさぎたちはこのペレットが大好きすぎてよく食器にぶつかってくる。
そしてこの部屋、なんだか前世で部屋の中で管理していた温度とほぼ変わらない気がする。八左ヱ門も廊下とわずかに(?)違うこの部屋の温度を疑問に思っていた。まさかこれもご都合展開?なぜここまで用意周到なのだろう…これはこむぎについた転生特典なのかもしれない。

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星空(プロフ) - 凛さん» 読んで下さりありがとうございます〜〜!本当ですか!?親(うさぎ)バカな夢主をこれからもよろしくお願いします〜〜!✨ (4月4日 11時) (レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢主ちゃんがすごく可愛くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます♪ (4月2日 23時) (レス) id: f020fc6e38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星空 | 作成日時:2024年1月26日 16時

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