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「わぁ、ちっちゃ〜い！もしかして、まだ赤ちゃんですか？」
「へぇ、かわいいですね。…ジュンコの次ぐらいに」
「お鼻ふがふが、かわいい〜」
「さ、触ってもいいでしょうか…」
下級生の子たちに次々にそう言われる。
赤ちゃん…確かにネザーの種類は他のうさぎと違って格段に小さい。でも、こむぎはれっきとした大人うさぎである。そのことを伝えるとびっくりしながらも大人になってもこんなに小さいなんて、かわいすぎる〜♡と頬を緩ませていた。あのね、そんなきみもかわいい(不審者)
「お前たち、もうそろそろ忍術学園に帰らないといけないぞ」
「も、もうそんな時間ですか？」
「あぁ。…お、そうだ。あなたもお元気で！」
すると、八左ヱ門は一年生や三年生を見ていた顔を私の方に向ける。
もうお別れか……って、待て。ここが忍たまの世界だということはよく分かった。帰るところ、なくないか。置いていかれたらまずい。こむぎまでにも酷い目を合わせてしまう…！なにか、身を置ける場所とか提案してくれないか…？
「す、すみません…急で申し訳ないですが」
「うさぎのお姉さん、どうかしましたか？」
「私、帰る場所がないんです。だから、どこでもいいので住める場所を知っていませんか？」
「………」
もうどこでもいいから。こむぎにストレスをかけたくない。
まぁ、そんなことを急に言ったもんだからいきなり静かになる。聞こえてくるのは、風の音とそんな風に揺られる木々の音だけだ。
みんなぽかんとしていたが、まず最初に表情を変えたのは一年生の一平だった。彼があっ！と声を上げると、生物委員会はみんな円になってコソコソ話をし始まる。あ、忍たまあるあるのこれ。まさか生で見れるとは、なんてことを考えている場合ではない。
「ぼく、聞いたんだ。最近戦があって村が一つ焼けたって」
「えっ、じゃああのうさぎのお姉さんはその村から」
「うさぎさんと命からがら逃げてきた、ってこと…？」
「…それはマズい。あの人が可哀想すぎる」
「みんな分かってるな。コレはもう……」
生物委員会みんなが頷く。
いやいや待って、戦？村が一つ焼けた！？！？微妙に聞こえる言葉が物騒すぎる。これは、とんでもない勘違いをされている…？
「うさぎのお姉さん、大変でしたね。お気持ち察します…いい場所を知っているので一緒に行きましょう！」
ね？虎若が言う。いや、待って。まずは私に事実かどうか聞きませんか？？？？
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星空(プロフ) - 凛さん» 読んで下さりありがとうございます〜〜！本当ですか！？親(うさぎ)バカな夢主をこれからもよろしくお願いします〜〜！✨ (4月4日 11時) (
レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 夢主ちゃんがすごく可愛くて何度も読んでます！更新楽しみにしてます♪ (4月2日 23時) (レス) id: f020fc6e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2024年1月26日 16時
