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「こむぎ、ただいま〜〜!」

家に帰ったらまず私がやることは飼いうさぎであるこむぎと触れ合うことだ。
うちのこむぎはほんっっとうに可愛い。茶色の小麦のようなカラーリングにふわふわな毛並み。うさぎの毛って、思ってたよりも長くてふかふかでずっと触っていたいぐらいだ。特にこむぎなら。
よくネットでネットサーフィンならぬうさぎサーフィン(?)をしているのだが、その子たちよりもずーーっとうちの子かわいい!一番!と思ってしまうのは飼い主ならではだと思う。(もちろんネットの写真のうさぎさんも可愛いけど…!)

「ぷぅ!」

「どうした〜?あ、お腹空いた?今日遅くなっちゃってごめんね。今用意するから」

ぷぅぷぅ鳴きながら私の足をぐるぐると回るこむぎ。こういうときって、興奮しているときかご飯を欲しがってるが多い。空腹のときはうちの子は元気になる。たまに早くご飯よこせと攻撃してくることもあるけど、そんなところだってもちろん可愛い。
 こむぎがご飯が食べ終わると、寝転がってリラックスし始めた。警戒心の高いうさぎさんがこうやって私の横でリラックスしてくれるとすごく嬉しいし、愛しさが湧き上がってくる。
お腹がいっぱいになったからなのか、こむぎはうとうととしていた。

「私も眠くなってきちゃったな」

こむぎにあえた嬉しさで一時は吹っ飛んでいたが、今日はかなり疲れた状態で帰ってきた。
ちょっとぐらい、寝ちゃってもいいよね。お風呂とかご飯は、起きてからでいいや。
目を閉じると、そう時間もせずに私の意識は暗闇に落ちていった…

*
肌に少し湿った生暖かい風が当たる。あれ、私外で寝たっけ…?
私のお腹あたりには熱を感じる。こむぎ、お腹の上に乗ってきたのかな…?

「…きて、おきて…起きてください!」

「……ん?」

「ああ、よかった。こんなところで寝てたら風邪引きますよ?」

誰かに呼ばれて目を開けてると、目の前にはどこかで見たような人が。
えーっと、この人って忍たまの……

「ええっ!!?」

「すみません!急に知らない人に起こされて驚きましたよね!?」

「はっ、は…」

ちざえもん、と続きそうになった口を本気で塞いだ。
慌てる八左ヱ門。私が驚いているのはそういう問題ではなく、なぜ八左ヱ門が目の前にいるのか、という問題だ。
どうして?まさかトリップ!!?!!夢小説でよくある!?!!?うそ、私天女じゃないよね?空から落ちてきてないもんね!?

・→←うさぎと少女



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星空(プロフ) - 凛さん» 読んで下さりありがとうございます〜〜!本当ですか!?親(うさぎ)バカな夢主をこれからもよろしくお願いします〜〜!✨ (4月4日 11時) (レス) id: 1b249669ed (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢主ちゃんがすごく可愛くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます♪ (4月2日 23時) (レス) id: f020fc6e38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星空 | 作成日時:2024年1月26日 16時

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