2話 ページ10
【クラリネス王国 首都ウィスタル】
白「すみません。近衛兵団の木々さんかミツヒデさんに面会を…」
兵「あっ!?あーっきみもしかしてっ…」
兵「はっ、ゼン殿下とニケ姫よりお客人と伺っております!」
白「ゼンとニケに?」
兵「”赤髪の白雪”どの!」
白「あっ、はい」
兵「おっどろいた〜。赤い髪なんて自分初めて見ましたよ!!こんなに髪色で驚いたのはニケ姫を初めて見た時以来です!」
兵「あの時はホント驚いたな〜。まさか外に出て太陽を浴びたら輝くなんてな」
兵「もうカッケぇ!って思いましたもん!」
兵「お前は誰にでもカッコいいとか言ってそうだな」
兵「はは!」
兵「まあ、殿下と姫を呼び捨てなのにも驚くけどな……あとで皆に自慢しよ」
私は生まれつき赤い林檎のような髪色で、それが珍しいからと生まれ育った国、タンバルンの王子に用意されたのは愛妾の座
拒否する形で国を出て、隣国の森に辿り着き
そこで出会い、力を貸してくれたのが
スタタ
メ「あっ、ゼン様!?お客様が…」
ゼ「白雪!?」
『お兄ちゃん?何して……って白雪!?こんにちは!』
メ「ニケ様まで…」
白「こんにちは。お邪魔してます」
そして側近の———
あれ?いないな…
白「ゼン、ニケ、今日は木々さんとミツヒデさんと、リントさんとエルゼさんは?」
『シーっ!』
白「え?」
ゼ「今、あいつらを撒いてんだよ」
白「は?」
『大丈夫。ちょっとした運動だから(^^)』
ゼ「執務続きで体が鈍ってもいけないからな」
白「つまり、執務が続いている中、脱走してきた?」
ゼ・「『まあな/まあね』」
ゼ「しばらく顔も見れなかったし少し時間をくれるよう文句を言うつもりだったが……なんだ。会えたな白雪」
『( ◠ ◡ ◠ )』
ゼ「……とは言え…」
白「ん?」
ゼ「窮屈か…これは…客間か庭にでも———」
白「あ、木々さん!ミツヒデさん!リントさんにエルゼさんも!」
『ゲッ』
ミ「やー白雪、おはようー」
ゼ「チッ」
ミ「何を舌打ちしてるんだゼン!?」
「ニケもなんでそんな嫌な声を出したわけ?」
「随分探したんだからなー!」
『そりゃ、見つからないようにお兄…兄様と逃げてたもの…それに木々!久しぶりー!』
木「ついこの間会ったでしょ」
『でも4日ぶりだよ?なんで稽古場に来てくれなかったの?寂しかったー』
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ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時