検索窓
今日:5 hit、昨日:17 hit、合計:9,007 hit

ページ40

?「外で見張をしていただけですから…
  …ですが、雪道を下れる状態ではなく」


ゼ「少し中を見させてもらう」


『お邪魔するわ』


?「お、お待ちを!殿下と姫君にまで何かあったら…!」


『それじゃ意味がないの』


?「え…?」


ゼ「ニケの言う通りだ。無理はしない。お前は休め。よく耐えてくれたな」


?「……はい!自分はシュカと言います」


『シュカさんは休んでいてください』




ミ「ゼン、ニケ。日没までだからな」


『わかっているわ』


ゼ「ミツヒデは外で見張をしてくれ。全員中にいることは避けたい」


ミ「了解」


オ「ちょ、ちょ!普通主が外でしょ!もし、何かの病だったら…」


ゼ「それがどこで起きたかわかれば手ぶらで戻るよりまだ良いけどな」


『そうだね(笑)』



オ「いいんですか?止めないで」


ミ「兵たちが心配だろ」


オ「ミツヒデさん。あんた仮にも王子の側近でしょうが!」


ミ「ああ。ゼンのな」





ゼ「特に変わったところは見当たらないな…」


『う〜ん…前が見にくい…』


ゼ「どうした?」


『黒い靄ばかりで前がくすんじゃってよく見えないの』


ゼ「ここら辺にも漂ってるのか?」


『いいえ。この辺りは薄いわ。ただ暖炉の前が濃くて、何も見えないの』


ゼ「う〜ん……どう言うことだ?」


『ねえ、兄様。私、別行動していい?』


ゼ「は!?なんで…!」


『私もこの砦の中は熟知しているわ。だから大丈夫。一刻も早くこの騒動に幕を閉じなくちゃ…!』


ゼ「……はぁ…わかった。ただし、少しでも体調に変化が出たら外に出ること。これが条件だ」


『はい!』



〜ニケside〜



う〜ん……靄はあるんだけど…

原因がわからない

兄様には別行動で砦を調べてもらって、私はこっちの原因を調べなきゃ



兵「ひ、姫様……ダ、ダメです…ここにいては…!」



弱る兵士の手を握り



『大丈夫よ。あなた達の原因をちゃんと調べて治すから(^^)』


兵「あ…あ…ありがとうございます…」


『頑張って(^^)』



兵「あ…あ…あ…姫様…」


『大丈夫…あなたはどんな症状が出ているの?』

兵「私は———」


『あなたは?》

兵「私は———」



みんなに聞いてまわったけれど、症状はみんな違う

初期症状は同じだけれど…だんだん重い人と軽い人が出てくる



うーん……入口に近い人が軽い症状で遠い人が重い……



よくわからない……あ、ガラクから薬をもらってるんだった

・→←砦



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
43人がお気に入り
設定タグ:赤髪の白雪姫 , 王女 , お転婆
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。