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『リュウ?』


ゼ「どうしたんだ?」


リ「ハァハァ……あの…ケホケホ」


『大丈夫?無理しちゃダメよ』

リ「お、俺…ハァハァ…どうにかしなくちゃって思って…ハァハァ…どうしてかわからないんだけど…ハァハァあの人が、1人で…な、泣いてて…!」

ゼ「『!』」



——————



ゼ「それ見てたのか」


『白雪…?』


白「これ、何か知ってるの?」


ゼ「そりゃな。自分のことだ」


白「ニケもだよ!……この記録…最近のまである…」


『…ああ、それはね、私の毒に慣れるまで投与だよ。どうせ今年もあるんでしょう?7月の頭ってところかな……ね、兄様?』


ゼ「ああ、お前には言わないと思ったんだが…夜会を楽しむ気持ちに水を差すのは悪いと思って…」


『いいよ。もう慣れたし……それより、こっち向いてくれないの?』


白「……(;‸;)」


ゼ「!……フッ」



ギュッ



ゼ「お前が身を割るまでここにいるからな。白雪」


白「うん……」



——————



木「まだ飲む?」


リ「……フルフル」


ミ「じゃあ、お菓子食べるか?」


リ「……フルフル」


木・ミ「「……」」




白「リュウ!リュウ!平気ですか?」


リ「え?」


白「ゼンから聞きました!私、驚かせたみたいで。すいません!」


リ「……なんで、来たの?さっき俺、あなたのこと、怒らせたんじゃないの?」


白「リュウ……私の名前、覚えてますか?」


リ「!……覚えてるけど…」


白「じゃあ、呼んでくれたら怒ってるか答えます」


リ「……いや、俺は…」



ザッザッ



『( ◠ ◡ ◠ )』


リ「!……し、し、白、白」


ミ「……」


リ「白…雪…さん」


白「(^^)、はい!」


リ「!///」


白「リュウ、走ってくれてありがとう」


リ「うん…うん!」


白「ふふふ、ふふ」



リ「…ユラシグレ…」


ゼ「…って試験問題になってた花か?」


リ「アッ…」


白「リュウは薬草はユラシグレが好きなんですか?」


リ「そうだけど…」


白「何か理由が?」


リ「……赤くて綺麗だから」

ゼ「俺も見たい。ユラシグレ、俺だけどんな花なのか知らない」



ミ「ヤキモチか?」

木「ヤキモチね」



白「そのうち一緒に見に行こう」


ゼ「(^^)」



昨日まで知らずにいたものを、今日知ることができれば

自分のうちに、誰かの中に

1つ見つけては摘んでいく、苦さも蜜も


その花の名を知るために

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ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時

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