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ゼ「心配してるかは知らんが、毒かも
しれないものをいきなり差し出されて使えるか!
森の小人じゃあるまいし他人をあっさり信用できん!
つまり用はない!」
『ちょっと…!』
ゼ「わかったらもう行け」
白「……」
まあ…確かにそうだけど、上から物を言う人間が多い
やかましいな…
ガッ
ゼ「お?なんだやるのか…」
ゴスッ
全「!?」
白「……ッ」←思ったより痛かった
ペタペタ、ペシ!
白「———あいにくと毒を持ち歩く趣味はないよ」
ポロ
ミ「あっははははは、やられたなーゼン!」
ゼ「くっくくく」
白「え?」
ゼ「ハー、それは悪かった…俺はゼン。お前の名前は?」
白「白雪」
ゼ「よろしく頼む。白雪。そもそも俺の着地失敗は半分は
お前のせいだからな。責任持って痛みが引くまで面倒を
見てくれるんだろ?」
『兄様のせいでしょ…』
ぜ「何か言ったか?ニケ」
『なんでもなーい☆』
ゼ「ここは俺たちの遊び場で空き家だ。
何日いても問題ないぞ!なあ、木々!ミツヒデ!」
ミ「そうだけど…ゼンそんな自分勝手に事を決め」ゼ「ほらな!!」
『とりあえず中に入ろ』
王宮の次は森……
『あ、そういえば私の紹介をしてなかったね。私はニケ。それであそこのチェスで負けてるミツヒデを面白がって見てるのがリントで、その隣で立ち寝してるのがエルゼ』
ゼ「なんならチェスで負けてるのがミツヒデで、余裕で勝ってるのが木々だ」
ミ「おい!ニケにゼン!なんで見てないのに負けてるってわかるんだ!?」
ゼ「『なんとなく』」
木「現に負けてる」
白「木々さん!ミツヒデさん!ニケ!私、少し散歩に行ってきますね」
ゼ「2人にばっかり懐きやがる…」
『私、少し寝ようかな…(_ _).。o○』
「何?また一夜漬け?」
『うん…結構溜まってきてたからね…』
木「寝るならそこのソファー使いな」
『うん。ありがとう木々』
ガチャ
白「———で、なんでついてくるの?ゼン」
ゼ「怪我した娘を1人で森に出すなんて紳士の名折れだからな」
白「私は薬草の勉強で山と森には慣れてるから平気だよ」
ゼ「ふーん」
白「街中とは違う時間と空気の流れがあって居心地良いしね」
ゼ「あぁ、それわかる」
白「……今のは素直だね?」
ゼ「!///」
白「痛っ!?」
ゼ「あー髪が木にひっかかってる。なんかおい、1束だけ長い髪があるぞ?」
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ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時