・ ページ30
『あっ、いたいた。白雪〜!』
白「あ!ニケにゼン……って綺麗だね」
『え?』
白「ドレス、よく似合ってるよ」
『ありがとう(*´꒳`*)』
ハ「ニケ様…珍しいですね。夜会にいらっしゃるなんて。ドレス、よくお似合いです」
『ありがとうございます』
白「はい。とても綺麗です」
ハ「娘!もっと褒め称えんか!」
白「えっ…?」
『ハルカ侯爵。あまりその方を責めてはいけませんよ。私が本日ここにいるのはこの方のおかげでもあるんですから』
ハ「それは!…失礼しました」
『わかってくださるのなら良いのです(^^)』
ハ「それでは失礼します。お楽しみを」
『ありがとうございます(^^)』
コツコツコツ
『……ふぅ…白雪ー!ガバ』
白「わっ!どうしたの?」
『やったー!堅苦しいのは苦手なんだよね!』
白「あはは……いつも通りのニケで安心した…」
『白雪も…そのドレスとっても素敵!』
白「ありがとう」
「コソ おい、ニケ姫がいるぞ」
「コソ 夜会に来るなんて珍しいな」
「コソ 挨拶をしたほうがいいのか?」
『……』
白「ニケ?」
『……白雪、ちょっと夜風にあたりに行こうか』
白「……?」
ガラガラガラ
『はぁー……気持良いー』
白「ニケ?いきなりどうしたの?」
『いや……本当に、ただ、夜風に当たりたくて…』
白「貴族の人が挨拶しようとしてたよ?」
『ううん……いい。港での私の噂聞いたでしょ?』
白「うん…」
『だから、私の機嫌を伺うような言葉ばっかり。私、それが嫌いなの……口先だけの忠誠はいらない』
白「そ…っか」
『そう!だから私は女王にはならない!女王じゃなくて未来の国王様たちを支える仕事をしたいなって!それに私は錬金術が得意なの!だから庶民として暮らすのもありかなって♪』
ゼ「それは無し」
『あ、兄様!どうしたんですか?』
ゼ「今の庶民として暮らすってのは無し」
『え〜?いいじゃないですか〜』
ゼ「ダメだ。お前には俺を支えてもらわなきゃな」
『!…は〜い!おまかせを。ゼン殿下』
ゼ「っ、今更殿下はやめろ。変な感じがする」
『ふふ。ねぇ、白雪、踊ろう!私男性パートも覚えてきたの!』
白「え!?」
『大丈夫!私がエスコートするから。私に任せて?』
白「あ……うん」
『あはは!』
白「ふふ」
43人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時