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1話 出会い ページ3

白「愛妾…?」


?「はい。つまりお妾さんです」


白「そんな、私のような街娘が髪色を理由に……王子の恥です!」


?「その王子が気に入ったのでなんでもいいんです」



なんでも良いって…



?「とりあえずあなたは明日、正式に王宮に入宮してもらいます。今夜のうちに身支度を」



バタン



白「……逆らえないか…バカと名高いとはいえ相手が王子じゃ…」



自分の行く道

いわば自分の物語



白「国を出よう」



他人の筆で描かれたくない



白「あー……暗くなってきた。やっぱり森に入る手前で
  休むべきだったかな。!」



明かりがついていない



白「すみません!どなたかいらっしゃいませんかー!?」



……空き家?



白「入るわけにはいかないかな……今日はここまでにしよう」



〜翌朝〜



?「やっぱ馬小屋もあるといいなーこの家。何が起きてもすぐに動けるし」

『確かによく来るからここから行けると便利かも…!』


?「好きに造れば?」



白「ふぁ〜」



?「脇に街道があるこの森じゃあ入ってくる人間すら見かけないけどな…っと」


『兄様!またそんなところから行くと怪我するよ!?』


?「じゃあ先に行ってるからな!」


『もー!』



トンッ



?「!?」



少年はずっこける



?「でッ」


?「!?、ゼン!?」


『に、兄様!?』


?「ニケもそんな急いで行くと怪我するよ。どっかの兄みたいに」


『だいじょーぶ!私は兄様みたいにならないわ!』



トンッ



ゼ・白「「……ッ」


?「ああ!大丈夫かゼン!?手首捻った!?頭打ってないか!?1+1は!?」


ゼ「2。あれっ、お前誰だっけ?」


?「!!。ミツヒデだよ!」


『ああ、そんな名前だったんだ』


?「知らなかった」


ミ「なんだよニケと木々まで!傷つくなー」



ゼ「———で?お前はほんとに誰?こんな森の奥で何を?」


白「いや私は……その家出中の身でただ人通りの少ない道を__」



チャ



白「!」



ピッ、バサッ



ゼ「!!」


木「わっ」


白「あ」


ゼ「……変わった髪を持っているな」


『そうだね。とっても綺麗な髪」


白「はは…ありがとうございます」



しまった…



白「そ、それより、あなたさっき落ちて右手を痛めたんじゃ?」


ゼ「…それが何だ」


白「私薬剤師の仕事をしていて…湿布薬とか持ってるのでよければどうぞ」


ゼ「薬?ふーん、いらない」


『兄様!この人は兄様を心配して———!』

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ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時

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