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木「元気そうだね」


『うん!元気元気♪』


木「それで?また脱走したらしいじゃない」


『まだ塀を越える前だから未遂だよ♪』


ミ「はは…ニケはゼンの逃走癖が遺伝しちゃったからなー」


木「ゼンを見て真似したんでしょ」


『えへへ♪』



白「……ゼンとニケって瞳の色が違うんだね…」


ゼ「『え?』」


白「ほら、ゼンは青なのに、ニケは緑と青でしょう?」


『ああ、それは兄様とイザナ様は父上に似たからだよ』


ゼ「それでニケは母上似……っていうかそろそろ呼び方統一しろよな」


『え?』


ゼ「俺と兄上は「兄様」とかなのに父上と母上は「父上」「母上」だろ?どっちかにしろよ」


『えー。だって兄様は兄様だし、父上と母上は父上と母上だし…』


ゼ「答えになってない…」


『今更呼び方なんて変えられないよ。だって兄様がいきなり兄上、なんて呼ばれたらどう思う?』


ゼ「……なんか変だな」


『でしょ?だって兄様はいきなり兄様って呼び始めた時もそうだったじゃない』


白「いきなり兄様?」


『そう。昔はお兄ちゃんって呼んでたんだよ。でも12歳の時、母上に「そろそろやめなさい」って言われちゃったから(´ ◠ ◡ ◠ `)』


ゼ「俺もびっくりして声が出なかったな」


『そうだね。口を開けたまま固まってた』


白「……ふふ」


ゼ「おい、白雪、笑うな///」


白「ごめんごめん。だって想像したら面白くて…」



?「ニケ様ー?まだ話は終わっておりません!」



『ゲッ ハルカ侯爵だ……リント!エルゼ!上手いこと言って誤魔化しておいて!』


「「えっ?」」


『じゃあね!』



トンッ、ヒュッ



「あーあ…もう…また俺らが怒られるじゃん!ニケも考えてよね…」


「ね。せっかく毒のこと言わないでおいてあげたのに」


「あーあ。エルゼの堪忍袋の緒が切れちゃった…」


「これはイザナ様に報告ね」


「後でハルカ公爵にも言っちゃお!」



ゼ「お前ら…容赦ないな…」


「だってそろそろニケには反省してもらわなくっちゃ」


「だってそうすれば面白そう♪」


ゼ「相変わらずだな…でもニケならいつもの場所だろ」


「そうだろーねー」



白「ふふ、面白い人たちばかりだね。ここは」


ゼ「そうだろ?……それで白雪、今日はどうしたんだ?」

白「今日これから街の外に出かける予定なんだけど…そう言う時は声かけろって前にゼンが言えって言ってなあと思って」


ゼ「当日に言うなよ!どこ!?」

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ゆっきーぷ - 優さん» すみません。外したつもりだったのですが……以後気をつけたいと思います。ご指摘ありがとうございます (2022年7月23日 15時) (レス) id: 41ec6b6cfc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリジ/ナルのタグをきちんと外していただくようお願いします。作品を作られる際はルールをよく確認されて下さい (2022年7月23日 15時) (レス) @page1 id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年7月23日 15時

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