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涼くん、瑞稀に連絡しなきゃいけないのはわかってるけどなかなか気が進まない。
涼くんは再会した時どんな気持ちだったんだろう、とか瑞稀は全部知ってたのかなとか色々考えてるうちに1日が終わってしまう。
とりあえず無事ということだけ仕事の関係者と瑞稀、涼くんにメッセージを送った。
みんな私が記憶を取り戻したとは思っておらず、心配のメッセージを送ってくれた。
〜着信〜
涼くん
A「もし、もし?」
涼『もしもし、Aちゃん?涼です。』
A「ふふ、わかるよ。」
涼『いや、登録されてないかもと思って、へへ』
A「電話、ありがとう。心配かけてごめんなさい。」
涼『ううん、体調どう?痛いところとかない?』
A「全然元気!大丈夫!」
涼『そっか、よかった。』
涼くんはそれ以上聞いてこなかった。
察しているのか、気にならなかったのかはわからないけど、うまく伝えられないと思うからありがたかった。
A「うん。」
涼『あの、さ、俺と瑞稀ジャニーズってこと
黙っててごめんなさい。騙すつもりとかじゃなくて…』
A「ううん、いいの、驚いたけど大丈夫。」
涼『本当にごめんね?』
謝らなきゃいけないのは私の方なのに…
ちゃんと話をしなきゃ。
A「本当に大丈夫だから。あのね、私涼くんに話さなきゃいけないことあるんだけど今度少し時間取れないかな?」
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作者名:にゃんぽよ | 作成日時:2019年4月14日 23時