簡単には枯れない ページ29
ヨンヒオンニとジョングクさんが
楽屋を出た後､ 津波が押し寄せるように
質問攻めをされた｡
皆が 一気に 質問してくるし､精神的に少し弱ってる
せいで 上手く 返事ができなかった｡
違うことには 首を振るのが 精一杯｡
私がうまく喋れない分､ メイクオンニ達が
ありもしない 嘘を つかつかと述べていく｡
それをただ ぼぅっと 聞くだけ｡
頭を横に振りながら｡
もう 何も聞こえなくなってきた｡
だけど､ 立ち尽くす私の耳が
この言葉だけは 正確にキャッチした｡
[最低だな｡]
ユンギさんの...冷めた声｡
A｢ち､ 違う... 違う... してない......
押し倒したりなんかしてない...
水だって､かかったんじゃない...
わざとヨンヒオンニにかけられたし､
メガネだって....｣
RM)A､ 俺らが ヨンヒヌナのこと 慕ってるの
知ってるだろ??
もちろん､ Aのことも 信じたいよ。
でも､実際､ヨンヒヌナが 怪我をしているし､
メイクヌナ達も Aが 押し倒したって言ってる｡
もしも Aだったら､どっちを信じる??
私は 絶望した｡ギリギリと 重く心が締め付けられた｡
さっきまで 静かに聞いていたナムジュにオッパまで
私を 信じてくれなかった｡
ナムジュにオッパだけが 私の 救いだったし､
頼れる存在だったのに｡
甘えることを教えてくれたのも､
私のお兄ちゃんになってくれたのも､
みんなを 説得してくれたのも､
ナムジュにオッパなのに｡
A｢本当に.... 私じゃ､ない､です....｣
SG)俺ら 疲れてるから 一旦楽屋から出てけ｡
最後に 声を振り絞って 言った言葉は
砂に書いた文字を 波にかき消されるかのように
消えてしまった｡
これ以上 何も言うことが出来ず､楽屋を出た｡
誤解の花は 簡単には枯れない｡
周りが十分に 嘘という名の肥料を与えるから､
強く､凛々しくなりすぎて､へし折ることすら
不可能な花｡
私が 誤解の花を 枯らすには､ 枯らすための条件が
必要なのに､ 何一つ無い｡
だから 誤解の花は 肥大化していき､ 大木の様に
しっかりと根を張り､ そびえ立つ｡
こう 成長してもなお 与え続けられる肥料｡
肥料を与える手を止めさせようと 頑張るも､
バンタンのメンバー達により､静止されてしまった｡
そんなことを思いながら､
ヨンヒオンニのいる 救護室に向かう｡
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アズ(プロフ) - たたろんちーの。さん» ご指摘ありがとうございます｡ 全く気づかなかったので 言って下さりとても感謝しています(汗) (2018年10月23日 6時) (
レス) id: 04bb82a55c (このIDを非表示/違反報告)
たたろんちーの。 - あの、白いほっぺで、ユンギのセリフが夢主のセリフになっている気が…勘違いだったらすみません！ (2018年10月22日 0時) (レス) id: 9d765c01ad (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - 糸お菓子さん» コメントありがとうございます｡ グクはFake Loveのカムバでの腹筋のように､最初はムキムキでも､段々と腹筋が溶けてきます｡(筋トレを怠っているのかは分かりませんが｡)普段はあまり腹筋が割れてないイメージなのでこのように書きました(^-^) (2018年10月12日 23時) (レス) id: 04bb82a55c (このIDを非表示/違反報告)
糸お菓子(プロフ) - 楽しく拝見させていただいてます！更新頑張ってください！因みにですが、グクは幻のエイトパックの持ち主だった気がしますがあえての設定でしたらすみません汗 (2018年10月12日 22時) (レス) id: 5b1588c375 (このIDを非表示/違反報告)
アズ(プロフ) - リナさん» ありがとうございます!!!! この三連休は今までの分沢山更新します(´∀`) (2018年10月6日 21時) (レス) id: 04bb82a55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アズ | 作成日時：2018年8月10日 16時
