♪ ページ3
息が、苦しくなるのを感じる
目の前に座る理事長の圧に、部屋は圧迫されていた
イフリート先生が説明し、バラム先生が補足をいれる
「Aちゃん、だね?」
急に名前を呼ばれてビクッとしながらも「は、はい!」と答えた。
「Aちゃん…」
「僕の孫にならない?」
「え?」
先程までの重苦しい空間が嘘のようにまったりした空間になる
イフリートさんもバラムさんもぽかんと口をあけている
「いやあ〜欲しかったんだよね孫!しかも女の子!
生活面はもちろん保障するし〜やりたいことも全部やらせてあげるからさ!」
どうかな?と真剣に、優しい目で聞かれた。
衣食住に困らないのは魅力的だ。
それに、先程先生から教えてもらったのだがここは魔界で人間を食料とする悪魔が生きる世界らしい
生きる上で安心だろう
「分かりました。お願いします」
「やった〜!!じゃあオペラ、この子をお家に連れてって!」
「かしこまりました。」
オペラ、と呼ばれた赤耳の人はスッとこちらに近づいてきて
「わあ!」
私をお姫様抱っこした。
「では、参りましょう。」
表情が、読めない(泣)
ここからは景色が高速で過ぎ去っていくのをみながらされるがままになっていた
魔界、悪魔
本当にあの本はあほくさくなかった。
家につくと入浴や部屋の案内をしてもらい、会わせたい方がいますので、と言われたのでリビングで待っていた。
お茶…じゃなかった魔茶を飲みながらお菓子、というものを食べていた
ぼろぼろだった着物はオペラさんが魔術で直してくださった。
あ、イフリートさんとバラム先生にお礼を言ってない
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ゆきず(プロフ) - 保存料さん» ありがとうございます!モチベになるので感想コメントとても嬉しいです。亀更新ですがこれからもよろしくお願いします(*'')♡ (9月2日 8時) (レス) id: f12aa8a183 (このIDを非表示/違反報告)
保存料(プロフ) - 戦後まもない日本から転生という設定が面白かったです!これからどうなるんだろう…続き待ってます🥲❤️ (9月1日 0時) (レス) @page3 id: cbc051c5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきず | 作成日時:2023年8月30日 23時