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“飛行試験”
障害物にぶつからないよう上手に飛んで、ゴールを目指すシンプルな競技

「(飛ぶ??!)」

“悪魔にとっては”シンプルな競技

人間であるイルマと半魔で羽がない私にとっては完全に「詰み」の状態だった。



「ア、アズ君羽ってどうやって出すっけ?最近全然飛んでなくて忘れちゃった」

「え、背中に魔力を込めて、広げる感じ…ですかね?」

「ありがとう!」

終始困惑しているアズ君に教えてもらい、気持ちだけでもやってみるか…と思った時


「ならぬッ
 己は金剪にする!金剪でなければ意味がないのだ!!」

どうやらコースに不満があるらしい
だが、カルエゴ先生は聞いちゃいない。

「位置について 用意
 
 スタート!!」


始まってしまった


とりあえず、みんなみたいにやるしかない

ダメだったら走っていこう




「こうかn「遅い」えっ?」

「「うわああああああ」」


崖から落とされた!!
もちろん落としたのはカルエゴ…いや、陰湿教師


パニックになった私はとにかく“飛ぶ”イメージをした。



「うわああああああ」


そしたらなんと体が勝手に前に突き進んでいったのだ

「Aちゃん?速いわね、素敵!!」

エリザちゃんの声を拾いつつ一直線に前へ進む
あまりの速さにそこらにいる怪鳥が身の危険を察知して逃げていく


傍から見れば私は“飛んでいる”のかもしれない


暴走状態はとまらなかった

「だ、誰かああああああ」


「ん?はッ?!おい、スピードを落とせ!!」

「分かりません!!」


落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ


必死で願ってようやくスピードが落ちてきた





が、間に合わなかった



ドシャッ!!



カルエゴ先生のおなかにクリティカルヒットした。

後から来たアズ君曰く、「今までの憂さ晴らしにはいい眺めだった」とのこと。
私、カルエゴ先生の逆鱗に触れるのが得意なのかもしれない
結果でいえばダントツ一位ですが…。




イライラの陰湿先生が現れた
「A、貴様…」



さて、この状況どうしましょう(震)

♪→←♪



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ゆきず(プロフ) - 保存料さん» ありがとうございます!モチベになるので感想コメントとても嬉しいです。亀更新ですがこれからもよろしくお願いします(*'')♡ (9月2日 8時) (レス) id: f12aa8a183 (このIDを非表示/違反報告)
保存料(プロフ) - 戦後まもない日本から転生という設定が面白かったです!これからどうなるんだろう…続き待ってます🥲❤️ (9月1日 0時) (レス) @page3 id: cbc051c5e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきず | 作成日時:2023年8月30日 23時

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