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◆なんのために・・・? ページ8

ユキジ>ボクが言えるのはここまで。あとは・・・・・君自身が答えを出さなきゃ、意味がない。
そう言って、ユキジはその場から下がった。
ヒカル>(進むか立ち止まるか・・・・・僕は・・・!)
猿田>さあ!はじめるぞ!
特別教練が始まったが、やはり一本も取れないままヒカルは何発も猿田から技をくらう。
再び審判の位置に立ったユキジは、辛そうにヒカルを見続ける。その視線はやはり心配そうなもので・・・。
ヒカル>ハァ・・・ハァ・・・やあ!おおおぉぉぉーーー!!!

〜タンデムの港〜
攻撃してきたアラビスタのLBX達を、ドットブラスライザーとトライヴァインで片していた。
アラタ>サンキュー、ハルキ。
ハルキ>サクヤ、敵は?
サクヤ>今ので全て、反応消失。
ハルキ>引き続き、警戒を続行してくれ。
サクヤ>了解。
アラタ>サクヤ、ラボの新LBXは?
サクヤ>まだ製造中だよ。でもこのウォータイム中にはできると思う。
アラタ>そうか・・・。
サクヤ>あ、それからフォルトゥーナの修理とメンテも終わってるよ。
アラタ>なら、あとはヒカルとユキジが戻ってくれば・・・。
その時、突然ブザーが鳴り響いた。アラタもハルキも一気に警戒を強めた。
ハルキ>新手か!?サクヤ!
サクヤ>敵の増援を確認!10、20・・・30機以上いる!?
アラタ>なんだよその数!?
ハルキ>アラビスタお得意の物量戦術か。ここを守りきるぞ!
アラタ>了解!

〜体育館〜
ヒカル>ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。
猿田>お前はなんのために勝ちたい?
ヒカル>・・・・・。
猿田>なんのため・・・そしてどうすれば勝てるのか・・・それを考えろ!
立ち上がり、竹刀を構えたヒカル。黙ったまま、それを見届けるユキジ。
ヒカル>(僕は・・・なんのために勝ちたいのか・・・それは・・・)
目を閉じ、思い浮かべるのはアラタ、ハルキ、サクヤ・・・第一小隊の仲間達の顔・・・そして・・・。
ヒカル>(仲間のため・・・!そして・・・)
ゆっくりと目を開け視線を少し横に動かすと、視界に入ったのは不安そうに、心配そうに緋色の瞳を揺らすユキジの姿。
ヒカル>(彼女を・・・ユキジを守るため!)・・・っ!
ユキジ>っ!?(ヒカル・・・?)
急に目つきが変わったヒカルに疑問を抱いたユキジだったが、彼の姿勢がほんの少し前のめりになったのと、猿田が笑みを浮かべたことに気がつきもう一度ヒカルを見る。
ヒカル>(僕は勝つ!)

◇復活への道(ロード)→←◇進むか留まるかは己次第


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ユリ - 雪神蘭さん» すいませんしたぁぁぁぁぁぁ(スライディング土下座) (2013年10月26日 18時) (レス) id: 5aebc7e0f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - ユリカ♪さん» ありがとうございます!ユキジ「これからも、この駄作者の作品をよろしくな?」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - 雪神蘭さん» ユキジ「お前が一番ウザいよ」アラタ「・・・・・すいません」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ♪ - 初めて読んだけど面白いね!すごく気に入ったよ!続きを楽しみにしてる!ユキジ最高!! (2013年10月26日 17時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
雪神蘭(プロフ) - ユリさん» アキラ「ウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェウゼェ……キエロ」←サキ「気を確かに!」 (2013年10月26日 16時) (レス) id: c3bb65c521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサカ美琴 | 作成日時:2013年9月19日 20時

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