◆勝ちたい・・・！ ページ6
「５・・・４・・・３・・・２・・・１・・・ウォータイム開始」
ハルキ＞警戒を怠るな。
アラタ＞了解！
翌日のウォータイムも第一小隊は２人だけの出撃だった。内容も同じでタンデムの港の防衛任務。
アラタ＞でもさ、拠点防衛って敵襲がないとホント暇だよなぁ。
アラタ＞［サクヤ、ヒカルの新しいＬＢＸってどんな感じなんだ？］
サクヤ＞高軌道攻撃型を想定してるんだけど・・・なんかあと一つ足りないって言うか・・・。
アラタ＞・・・そうか。ヒカルも時間かかりそうだぜ？なんせ剣道の特訓だから。
サクヤ＞［剣道？そんなことしてるんだ・・・］
〜体育館〜
ヒカル＞やぁ！やぁ！
猿田＞胴！！
攻撃を仕掛けようとするヒカルの行動を読んだ猿田は、胴を入れる。
ユキジ＞一本！胴あり！
ヒカル＞ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。
すっかり息を切らしているヒカルは、床に手足をつき四つん這いの状態になっていた。駆け寄って来たユキジは、ヒカルの横にしゃがみ込むと背中を優しくさする。
猿田＞これだけやってもわからんようだな。
ヒカル＞ハァ、ハァ・・・。
猿田＞戦闘の本質を掴めぬうちは、何をしてもワシには勝てん！
ヒカル＞ハァ、くっ・・・。
猿田＞ワシに勝ちたいか？
ヒカル＞・・・・・勝ちたいです・・・！
猿田＞ならば自分で掴め！戦闘の本質を！
ヒカル＞・・・っ・・・。
未だに横にいるユキジを手で軽く制すると、立ち上がり竹刀を構えた。
猿田＞さあ来い！
ヒカル＞やあぁぁぁーーー！！
例え何度撃たれても、竹刀を弾かれても、ヒカルは負けじと向かって行った。
心配そうな、不安そうなユキジの緋色の瞳は変わらず、そんなヒカルを映していた。
夜は疲れが出ているからか、うなされることなく眠っていた。毛布を掛け直すアラタの視線は心配そうなものだった。
昼間の学校の校庭では、サクヤがノートを片手に新型ＬＢＸのことを考えていると、素振りをしているヒカルとその横にいるユキジを見つけた。
竹刀を振っているヒカルをジッと見ているだけかと思いきや、たまに口を開き何かを言うと、ヒカルは何かしらの反応を返す。その会話の次からの素振りは、前のものより確実に少しずつ良くなっていることに気づく。
どうやらアドバイスをしているようで、その後はユキジも竹刀を構え互いに向き合う。
これでもユキジは剣道の経験者で級も取っている。それを知ったヒカルは、彼女に練習相手とアドバイスを頼んだのだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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8
ラッキーアルファベット
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西 - この方角に福があるはずです
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ユリ - 雪神蘭さん» すいませんしたぁぁぁぁぁぁ（ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座） (2013年10月26日 18時) (
レス) id: 5aebc7e0f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - ユリカ♪さん» ありがとうございます！ﾕｷｼﾞ「これからも、この駄作者の作品をよろしくな？」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - 雪神蘭さん» ﾕｷｼﾞ「お前が一番ウザいよ」ｱﾗﾀ「・・・・・すいません」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ♪ - 初めて読んだけど面白いね！すごく気に入ったよ！続きを楽しみにしてる！ユキジ最高！！ (2013年10月26日 17時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
雪神蘭(プロフ) - ユリさん» ｱｷﾗ「ｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪ……ｷｴﾛ」←ｻｷ「気を確かに！」 (2013年10月26日 16時) (レス) id: c3bb65c521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミサカ美琴 | 作成日時：2013年9月19日 20時
