○ダンボール戦機ＷＡＲＳ●〜緋色の少女と・・・〜７

◆激突、ムラクＶＳキョウジ ページ44

美都＞［ただし、無理をしないことが条件よ。いいわね？］
ユキジ＞・・・はい！
美都＞［第三小隊はそこに残り、引き続き警戒に当たって］
リクヤ＞わかりました。・・・・・(僕がパラサイトキーさえ持っていなければ・・・！)
こうして、第三小隊を除くジェノックの全小隊が、ロシウスの領地内のローズシティを目指し、クラフトキャリアで急いだ。
アラタ＞待っててくれムラク・・・！

その頃、ローズシティではロシウスとバンデットが交戦中だった。
何機ものＬＢＸが破壊され、ＬＯＳＴしていくロシウス軍。だが、ロシウスもなんとか対抗する。
唯一ライディングアーマーを装着しているアンドレイは、それをフルに活用し、バンデットのＬＢＸを１機仕留めては、また１機をブレイクオーバーにする。
アンドレイ＞くそっ！これほどとは・・・！
懸命に戦う中、仲間のロシウスＬＢＸ達は次々と破壊されていった。あれだけの数がいたにも関わらず、現在残った機体は僅かに１４機だった。だがその中でも、まともに可動できるのはアンドレイの小隊とムラクの小隊、そしてワタルのみだった。

ミハイル＞コイツらワタルを狙っているぞ！？
バネッサ＞どうして！？
ムラク＞守りながら戦える相手ではない！ワタル、隙を見てエスケープスタンスを取れ！
ワタル＞［あ、はい！］
物陰に隠れ、敵の攻撃をしのいでいたガウンタ・イゼウファーの前に、キョウジのグルゼオンが来た。
ムラク＞っ！！
グルゼオンの鎌の攻撃を受け、ガウンタ・イゼルファーは弾き飛ばされた。
ムラク＞くっ・・・！
キョウジ＞また会ったな？バイオレットデビル。もっと・・・楽しもうぜ！
一方、ワタルのガウンタを守っていたバネッサとミハイルのガウンタは、両機共に攻撃を受け片方は武器を持っていた腕を、もう片方は足を切り飛ばされてしまった。
ワタル＞ミハイルさん！バネッサさん！
ミハイル＞逃げろ！お前の敵う相手ではない！
ワタル＞でも・・・。
バネッサ＞早く行け！
ワタル＞っ！・・・はい！
その場から駆け出したワタルのガウンタは、下に飛び降りるが、着地すると目の前に１機のキャリパーが迫って来た。プレイヤーはシャーロット・レインだ。
シャーロット＞うふっ・・・逃がさないわ。
対抗するため、攻撃を仕掛けるワタルだが、キャリパーには一発も当たらなかった。
蹴り飛ばされ、べリアルエッジが手元から離れてしまった。完全にフリーになってしまったガウンタ。

◇拠点制圧完了→←◇バンデット襲来

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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