◇セレディとユキジ ページ23
ユキジ＞クライスラー先生が、なぜそのことをご存知なんですか？
クライスラー＞・・・・・さあ？なぜでしょうね。
ユキジ＞・・・・・クライスラー先生、一つ質問してもいいですか？授業とは、関係無いですけど・・・。
クライスラー＞構いませんよ。その代わり、私からも一つ、くだらない質問をしても？
ユキジ＞・・・・・お先にどうぞ。
クライスラー＞では、なぜあなたは私を、クライスラーと呼ぶのでしょうか？
ユキジ＞は・・・？
クライスラー＞私はできれば、あなたとはもう少し仲良くしたいと思っています。私はあなたに、親近感と言うものを感じていますので。
ユキジ＞そんなもの、勝手に感じないでください。ボクは先生と仲良くする気はありません。先生の質問は以上ですか？ボクから質問してもいいですか？
クライスラー＞・・・・・ええ、どうぞ。
ユキジ＞あなたは・・・・・ボクのことをご存知なんですか？
クライスラー＞教師ですからね。必要最低限のことは、知ってますよ。
ユキジ＞そうではなくて・・・・・いえ、もういいです。
クライスラー＞そうですか？
アラタ＞先生！俺も質問！
ユノ＞【ボソッ】珍しいわね。
クライスラー＞なんですか？
アラタ＞先生はバンデットをどう思いますか！？
クライスラー＞バンデット・・・・・バンデットは全てがシュミレーションに過ぎないセカンドワールドで、唯一の現実ではないでしょうか？
アラタ＞どういうことですか？
クライスラー＞彼らはテロリスト・・・すなわち暴力です。現実の世界にも暴力は存在するものですから・・・・・もちろん、否定すべきものですが。
アラタ＞じゃあ、倒さなきゃいけないですよね？
クライスラー＞・・・・・。
アラタ＞・・・・・。
クライスラー＞・・・・・。
ユキジ＞【ゾクッ】っ！
ジッとアラタを見詰めているはずのクライスラーの目に、ユキジははじめて彼を見た時と同じような寒気を感じた。
そのせいか、とっさに横の席に座るヒカルの制服の裾を掴んでいた。
ヒカル＞っ？(ユキジ？・・・どうしたんだ？)
反射的に彼女の顔を見ると、頬を冷や汗が流れ、少し顔色が悪そうだ。疑問を抱くのは当然だった。
クライスラー＞その通りです。バンデットは許されざる存在です・・・瀬名アラタ君。
キーンコーンカーンコーン・・・
クライスラー＞時間になりました。では、本日の授業はここまで。私の話しに興味を持ってくれたなら、いつでも声を掛けてください。
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ユリ - 雪神蘭さん» すいませんしたぁぁぁぁぁぁ（ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座） (2013年10月26日 18時) (
レス) id: 5aebc7e0f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - ユリカ♪さん» ありがとうございます！ﾕｷｼﾞ「これからも、この駄作者の作品をよろしくな？」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ美琴 - 雪神蘭さん» ﾕｷｼﾞ「お前が一番ウザいよ」ｱﾗﾀ「・・・・・すいません」 (2013年10月26日 17時) (レス) id: 021fdb948b (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ♪ - 初めて読んだけど面白いね！すごく気に入ったよ！続きを楽しみにしてる！ユキジ最高！！ (2013年10月26日 17時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
雪神蘭(プロフ) - ユリさん» ｱｷﾗ「ｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪｳｾﾞｪ……ｷｴﾛ」←ｻｷ「気を確かに！」 (2013年10月26日 16時) (レス) id: c3bb65c521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミサカ美琴 | 作成日時：2013年9月19日 20時
