【佐疫】 ” の続き!! ページ29
「手!?のっ、伸ばせるけど…穴が広がって落ちちゃいそ…」
今とても、大変な事態が起こっている。
Aの歩いていた床板が抜け落ち今、下に落ちそうなのだ。
ただ、落ちるのならあまり痛くはなさそうだが亡者の仕業か、下は針だらけ。
佐疫「っ、…じゃあ、今紐投げるね!」
外套の中に偶々あった紐(ロープ)をAの腕に巻きつける。
「早くぅぅぅ、串刺しは勘弁だよォぉぉ!!←」
佐疫「今、引いてるよーーーーっ!」
＿＿＿
＿＿＿＿＿
佐疫「(あれ、周りに…床割れが増えて…!?)」
Aをやっと引きづり上げたかと思った瞬間、俺の床下が抜けて俺は落ちていった。
「さっ、……佐疫ィィィ!!!!」
佐疫「Aっ、!」
さすがに、この高さとこの深さでは戻れそうにない気がした。
凄く、痛そう。 俺って、注意深い方だと思ったんだけどなあ…。
＿＿＿
＿＿＿＿＿
≪ちょっと夢主様のターン≫
どどどどど、どうしよう。…佐疫が落ちちゃった。
私、助けることすらできなかったよ………。
今助けに行ったとしても、深くて高いし、二人とも戻れなくなるだけだ…。
「私の…馬鹿ぁ……」
落ちて行った佐疫の姿は深すぎてよく見えない。
もしかしたら、大変なことになっているかもしれない。
二度と会えないかもしれない。
そう、考えると涙と悲しさ、寒気、苦しさが止まらなかった。
「さ、…えきっ……」
落ちない範囲ギリギリで下の方に手を伸ばしてみる。
当たり前だけど、その手を掴むモノは誰もいなかった。
「どうしよっ、…私のせいだ…私のせいだ………」
震えて、泣いていると散乱した、家具の下に一輪の花が下敷きになっていた。
「これ、…。オダマキだ…。」
赤い、赤いオダマキの花を手に取った。
私は、この花言葉を知っている。「心配して震えている」だ。
まさに、今の私の様子ではないか。
「心配してる暇があったらなら助けろ…私…!!」
自分にそう言い聞かせると、私は”ある考え”を思いつき、佐疫が落ちて行ったあたりの穴へとジャンプして入って行った。
「待っててね、…助けるから＿＿＿＿＿」
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雪野佐伯 - ああああああああああ佐疫いいいいいいい；； (2018年11月11日 20時) (
レス) id: 6b1c53c4da (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» ありがとうございます。 (2017年9月22日 21時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
雪崎リュア - 災藤さんですねっ!!次のストーリーが終わり次第書かせていただきます！ (2017年9月22日 18時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 次は災藤さんでお願いします。今回も甘めで、でも、ヤンデレはなしでおねがいします。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» 後、リクエストです。またすみません。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪崎リュア | 作成日時：2017年9月11日 11時
