【木舌】 ” の続き!!!(最終) ページ24
私は、扉を開けてと伝えた＿＿＿＿
自分でも思いがけない行動だった。
私は、望まれていない。しかし、こうゆう小さい出来事で心が揺るいでしまうなんて。
「愛されたいッ…木舌ぁ……ぅ…ぁ…」
扉の方へ倒れ込んで、さっきよりももっと大きく泣いた。
生きたい。たとえ、生き返るとしても。望んでほしい、例え雑用だったとしても。
私を＿＿＿＿
「愛してぇ……!…木舌ぁ…」
心から愛してくれる人が欲しかった＿＿＿。
木舌「っ、…開かない。…ごめん、…助角さんっ!!!!!」
そう言った途端、ドアは粉々に粉砕した。
「!!」
崩れ落ちた、ドアの木材を踏みつけて私の所へ来たのは木舌。
木舌「…A…。行こう?」
手を、…取りたかった。 でも、そう簡単に取ってはいけない。
私のせいで、いろんな人に迷惑がかかる。なら、…
「心中して、…木舌」
木舌には申し訳ない。けれど、私がここに残るよりはずっとマシだ。
応えは、多分”ダメ”だと思っていたけれど
木舌「君が望むなら＿＿」
そう言って泣いている私を抱きしめた。
「ごめんっ、…ね。木舌ぁ…貴方は…悪くない…っ…のに…」
木舌「A、愛してる。だから、俺と死んでくれますか＿?」
ああ、彼はとてつもないお人好しだ。
けれど、愛されたことのない私はその彼に甘えてしまう。
「はい…っ＿＿＿＿」
私と、木舌はもう大きく成りすぎた炎の方へ手をつなぎながら入って行った。
明日は笑えますように。と願いを込めて。
間違いだらけの、今回までの人生よ。
オヤスミナサイ＿＿＿＿
＿end【炎の中へ消えていく二人】＿
【田噛】実験室の彼女。 (田噛目線)【一美様リクエスト、!】→←【木舌】 ” の続き!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪野佐伯 - ああああああああああ佐疫いいいいいいい；； (2018年11月11日 20時) (
レス) id: 6b1c53c4da (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» ありがとうございます。 (2017年9月22日 21時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
雪崎リュア - 災藤さんですねっ!!次のストーリーが終わり次第書かせていただきます！ (2017年9月22日 18時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 次は災藤さんでお願いします。今回も甘めで、でも、ヤンデレはなしでおねがいします。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» 後、リクエストです。またすみません。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪崎リュア | 作成日時：2017年9月11日 11時
