【木舌】 ” の続き!! ページ20
朝食を取るため、食堂へ向かう。
あ、…佐疫だ…。てことは、…ね?
佐疫「やあ、お早う。失敗作」
彼は、私の事を”失敗作”と呼んでくる。
理由は、多分私が何をやってもダメダメで出来ない子だからだ。
何やったって、頑張ったって、私のは努力でもなんでもないみたい。
愛されるためなら、私は偽ろう。
もっと、もっと、笑顔で居ればいつか皆心を開いてくれるかな?
「お早う、佐疫」
その言葉はスルーされ、佐疫の出した足で私は倒れる。
「いっ、…たあ」 膝は綺麗に擦りむいている。
まるで、私の心のようね。
そういえば、生前も…。なんて、考えるとじわりと浮き出てくる私の”トラウマ”
田噛「おい。大丈夫かよ」
あ、田噛。……心配してるように見えて何か企んでるみたい。
佐疫はすまし顔がお上手ね。
私は、田噛が何か企んでいることを知っておきながら手を取った。
考えていたことは当たったようで、私は手を取った瞬間背負い投げをされた。
「っと、…やだなあ、朝から皆御ふざけなんて。」
へらへら笑う私の背中には、赤い新しい痣が出来ていた。
どうせ、私は皆のストレス発散マシーンみたいな物でしょ?
そう考えると、劣等感にクラクラする。
息詰まってカラカラ。ああ、こんな所に居たくないな。
生れてきた意味が欲しいよ。見てないで助けてよ。
木舌＿＿＿
なんて、考えているうちに、私は木舌以外の獄卒に連れていかれ、
殴られたり、刺されたり、蹴られたりした。
なんで、?この笑顔の何処がイケナイの?
ああ、…自然に笑った方がいいのかな?
「えへへ、…はは…」 自然に、もっと、もっと、もっと…
だけど、どれだけ笑っても皆の力はさらに強くなって行く。
そこで、谷裂が口を開いた。
谷裂「ヘラヘラ笑うな!!!気持ち悪い!!」
そういえば、…そんなセリフ何処かで…
なんて、ボーっとしているうちに、平腹のシャベルが頭に当たり、私は気絶した。
＊作者から(飛ばしてもОKです、!)＊→←【木舌】 私は、失敗作少女。
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雪野佐伯 - ああああああああああ佐疫いいいいいいい；； (2018年11月11日 20時) (
レス) id: 6b1c53c4da (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» ありがとうございます。 (2017年9月22日 21時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
雪崎リュア - 災藤さんですねっ!!次のストーリーが終わり次第書かせていただきます！ (2017年9月22日 18時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 次は災藤さんでお願いします。今回も甘めで、でも、ヤンデレはなしでおねがいします。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 雪崎リュアさん» 後、リクエストです。またすみません。 (2017年9月22日 18時) (レス) id: 19497ee779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪崎リュア | 作成日時：2017年9月11日 11時
