episode54 ページ10
〜五条 side〜
任務もねえし部屋でゆっくりするかと思ってたら
傑から急に連絡が来た。
自分の代わりにAの看病をして欲しいと。
んなの硝子に頼めよと思ったのだが、
硝子は生憎他の任務で居ないみたいだった。
五条「ったく仕方ねえな……」
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夏油「じゃあ悟すまないけど、頼むよ」
五条「へいへい」
夏油「……間違っても手出すなよ」
五条「出すわけねえだろ、病人相手に!
しかも親友の彼女だぞ、ぶっ飛ばすぞ」
夏油「分かってるよ、一応確認」
五条「うるせえ早く行けよ」
傑は「ありがとう、任せた」と言って
任務に向かっていった。
五条「…………」
Aはつらそうな顔をしながら寝ていた。
タオル、変えてやるか。
飯も用意しといてやるか、仕方ない。
A「……す、ぐる……」
起きたのかと思って見ればそれは寝言で。
傑の名前をつぶやくAは、
さっきまでのつらそうな顔ではなく
幸せそうな顔をしていた。
こんな状態でも、傑のことを想う時は
夢の中でも幸せなんだろうな。
五条「あー、傑が羨ましいわ」
俺もそのうち幸せになれんのかな
そんなことを考えながら
Aを看病しながら傑の帰りを待った。
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作者名:雪那 | 作成日時:2024年1月11日 20時