幸せ 2【夏油傑】【呪術廻戦】 (ページ4)

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episode48 ページ4

〜主人公 side〜

あれから２週間ほど経って、
今日は灰原くんと2人で任務のために
廃病院に来ている。

A｢慣れたつもりでいたけど
やっぱ怖い！！暗いところほんと嫌だ！！｣
灰原｢そうですか？僕はわくわくしてますよ！
初めての任務ですし！｣

なんで呪術師やってるのかなってくらい
灰原くんは前向きで明るいいい子なんだよな……

A｢……！灰原くん危ない！！｣

いち早く気がついた私は灰原くんを突き飛ばした。
私の右肩をかすめて行った攻撃は
そのまま壁にめり込んだ。

灰原｢雪川さん……！！血が……！！｣
A｢思いのほか深くいったなこれ……｣

ハンカチでは止血が間に合わず、
タオルで強く押さえて止血をした。

A｢私は大丈夫だから、自分の身の安全
ちゃんと確保して。｣
灰原｢は、はい！｣

『ｳｸﾞｧｧｧｧｱ』

呪霊は目の前に現れた。

早い、攻撃の速度がどう考えても
等級相当の呪霊じゃない！！

私たちは間一髪攻撃を避けた。

このまま避け続けてても状況は変わらない。

A｢……灰原くん、ここは私がどうにかする
だからその隙に外に出て補助監督と連絡取って｣
灰原｢で、でも……！｣
A｢大丈夫、私のこと信じて｣

灰原くんは目に涙を浮かべたまま頷いて
走って行った。

A｢大事な後輩に攻撃するなんて
酷いじゃない。
許さないから、覚悟しなさい｣

『ｳｷﾞｨｨｨ!!!』