あらら…？ ページ10
『美味しい…！』
「でしょ？私、ここの常連なんだ〜」
ちらりと横を見ると…既に積み重なった丼が…
いやね？確かに「私大食いなんだよね…」って言ってたよ？言ってたけどさ？
めっちゃ食べるじゃん…？
『凄い食べるね〜』
なんの悪気もなくそういうと、蜜璃はピタリと手を止めた。
「や、やっぱり変かな…？はしたないかな？」
あっ、もしや地雷踏んだ？
でもな…食べる量だなんて人それぞれだし。
それに、あんなに美味しそうに食べるのなら別に良いと思うな…
『別に、おかしいとは思わないよ？蜜璃はご飯を美味しそうに食べるし』
「本当…？」
『こんなことで嘘言うわけないでしょ〜』
「良かった…」
蜜璃は、心底安心したようだった。
…何か隠してるな〜？
『蜜璃。昔何かあった？…あ、別に話したくないなら良いんだ。だけど、溜め込んでたらダメだよ？』
そういうと、蜜璃はゆっくりと話し始めた。
この髪色と食事量…それと、筋肉の密度が常人の捌倍という理由でお見合いが破談した事。
なるほど。筋肉量が多いからよりエネルギーを必要とするのね…
そして、それ以降自分を偽って生きるようになったそうだ。
髪色を黒くし、食事量も減らし…
相当な苦労をしたそうだ。
けれど…やはりこのまま生きるのはおかしいと思ったそうだ。
そして、鬼殺隊に入った時に御館様に救われた…と。
『偉い…』
「え？」
私は無意識に蜜璃を撫でていた。
『蜜璃は偉いよ…他の人とは違うということを受け入れたのだから』
「あ、ありがとう…」
『却説…そのお見合いを破断した人の事おしえてもらえるかしら？』
「……え？」
『こんなに真っ直ぐで可愛らしい蜜璃のお見合いを破談した人にお腹を壊す毒盛ってくる…！』
「わぁぁぁぁ！Aちゃん待って！私はもう大丈夫だからぁぁぁ！」
『み、蜜璃が言うのなら…』
………ちぇっ。
久しぶりに毒盛りができるかと思ったのに…←
『まぁ、でも……それに関しては私も似てるな〜』
「そうなの？」
『うん。さっき私が呼び出したあのアリスもね、私が特異体質によるもの。それとね。私はあらゆる毒…まぁ、言うならば人間に害のある物を摂取したりすると、その毒を体に溜め込んで使うことが出来るの』
「そうなんだ…！ねぇねぇ今出せる？」
今出せる毒…どれが良いかな？
私は、頭に浮かんだ毒をセレクトして行った。
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ルドルフくん(プロフ) - 美波音さん» そうです！カナヲちゃんでございます！ ず、ずっと読み返してくださってるんですか！？あ、ありがたや〜← そうか、あなた方が神であったか… (2020年1月11日 19時) (
レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
美波音 - やったーやったー！カナヲちゃんだー……スミマセン！このお話見つけてからずっと読み返してたりするので、凄く嬉しいんです！続き楽しみにしてます！ (2020年1月11日 17時) (レス) id: 5527ad2f00 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - 桜さん» カナヲちゃんですね！＿φ(．．)ﾒﾓﾒﾓ。。。(カナヲちゃんにまた一票……カナヲちゃん人気の傾向…っと！) アンケートにご協力ありがとうございます！！ (2020年1月9日 20時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アンケートのやつです。カナヲがいいと思います。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: d7031c92c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - アニメ万歳さん» おおお！アンケートに答えて下さりありがとうございます！カナエさんかカナヲちゃんですね！……胡蝶姉妹ら辺が人気になりそう…(ﾎﾞｿｯ) (2020年1月8日 17時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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