思い出 ページ49
た、誕生日って……
なんで教えてくれなかったの！？
『ちょっ…誕生日ならもう少しアピールしても良いんじゃない！？』
「あぴーる？」
『もう少し私に祝って貰いたいな〜…見たいな雰囲気出してって事！あ〜…知ってたら昨日、無理にでも義勇の所行ったよ……しかもなんで教えてくれなかったの！』
「いや…教える意味が無いかと思って……」
『意味あるよ！！誕生日って言うのはね！"人の命が初めて皆に会えた日なの！"だから教えてよ！』
は〜…鮭大根じゃ足りないよ…私的には贈り物したいよ…
少し天を仰いで、義勇の方をもう一度見ると……
深い青色の瞳から、涙が流れていた。
『え…？ちょっ…ご、ごめん…強く言いすぎた…？』
わたわたしながら義勇に聞くと、「いや…違う…」と言ったから、少しだけ安心……できないよ！
なんで泣いてるの？
その考えを読み取ったのか、義勇は少し小さな声で話初めてくれた。
自分には、姉が居た。
でも、祝言を挙げる前日に鬼に殺されたと…
「…蔦子姉さんは……俺の誕生日を忘れた事が一度だけあった。でも、夕方に思い出して、どうして教えてくれなかったんだ。と言ってきた。その時俺は、Aに言ったように「教える意味が無いかと思ったから」と言ったんだ。けど、姉さんは…」
❁
「意味が無い訳無いでしょう！？姉が弟の誕生日祝いたくないと思ってるの！？いや、忘れたのは私だけど！それに……誕生日っていうのは"人の命が初めて皆に会えた日なの！"だから教えてくれないと…！」
❁
「って…言ってたんだ……それで、蔦子姉さんとAが重なってつい…」
私は、その話を聞いて…思わず義勇を抱きしめた。
義勇は…いや、鬼殺隊の多くの人々は私なんかより、ずっと辛い思いをしてきた…
「A…？」
『私は義勇の姉にはなれない。だけど…仲間として、友人として、義勇の誕生日を祝う事ができる…だから……教えて。義勇の誕生日を』
優しく抱きしめながらそう聞くと、義勇は少し息を詰まらせながら…
「っ…2月…8日だ……」
『2月8日ね…来年は必ず祝うよ。約束する』
この数分後…月双が柱と双の誕生日を聞いて走り回っていた所を髪がサラサラとした剣士が見かけたそうだ……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
遅刻しましたが、お誕生日おめでとうございます！富岡さん！！
蔦子姉さんは1回くらい弟の誕生日忘れてそう…っていうイメージがあった……
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ルドルフくん(プロフ) - 美波音さん» そうです！カナヲちゃんでございます！ ず、ずっと読み返してくださってるんですか！？あ、ありがたや〜← そうか、あなた方が神であったか… (2020年1月11日 19時) (
レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
美波音 - やったーやったー！カナヲちゃんだー……スミマセン！このお話見つけてからずっと読み返してたりするので、凄く嬉しいんです！続き楽しみにしてます！ (2020年1月11日 17時) (レス) id: 5527ad2f00 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - 桜さん» カナヲちゃんですね！＿φ(．．)ﾒﾓﾒﾓ。。。(カナヲちゃんにまた一票……カナヲちゃん人気の傾向…っと！) アンケートにご協力ありがとうございます！！ (2020年1月9日 20時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アンケートのやつです。カナヲがいいと思います。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: d7031c92c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - アニメ万歳さん» おおお！アンケートに答えて下さりありがとうございます！カナエさんかカナヲちゃんですね！……胡蝶姉妹ら辺が人気になりそう…(ﾎﾞｿｯ) (2020年1月8日 17時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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