元暗殺者は、鬼狩りとなるようです。其ノ弐【鬼滅の刃】

決断 ページ28

「ということらしいけど…皆はどう思う？」




「……俺は…姉さんに居てもらいたい…！」

「僕も…姉さんとまだ稽古をしていたい！」

「Aはカナヲの心をよくわかっている一人ですからね…居てもらわないと困りはします」

「姉さんに同感ですね」

「俺はまだAを化かしてない！だから死ぬことは祭りの神である俺が許さない！」

「…Aにはまだまだ稽古をつけてもらいたいと思っている……」

「真菰にもつけてもらいたいしな」

「Aちゃんとはまだまだ甘味巡りをしたいわ！」

「甘露寺が望むのであれば…」

「Aにはまだ一度も勝ててねェ…俺が強くなるにはAはまだ必要だ」

「素早い動きを得意とするAとは一度合同任務をしたいと思っている！！」

「Aの力は才能の1つでもある…故に鬼舞辻討伐には必要不可欠な人材だと思っている…南無……」


『……皆…』


「なら、Aはこれからも毒双として鬼殺隊にいてもらおうかと思うんだけど…」


『あっ、御館様…そのことなんですが……私、毒の呼吸が使えなくなってしまったのですが……』



「ふむ…なら、月双とするのはどうだろう？
Aが使えるようになったのはツクヨミ神楽という名前なんだよね？なら、ツクヨミ神楽を月の呼吸を呼べばいい。どうかな？」

『月の呼吸…月双……とても良い名前です…！』

「じゃあ、Aには月双としてこれからも鬼殺隊にいてもらうことで良いかな？」


『はい』



濡椛A。毒の呼吸が使えなくなり、毒双から月双になってしまいましたが、これからも頑張って行こうと思います！

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