いつの間にそんな… ページ3
「あぁ、ごめんなさい。入っていいわよ」
「良いよ」
無一郎とカナエがそう答えると、宍色の髪の色に、狐面を頭につけている少年が入ってきた。
いや、それよりも…霞柱とは?
どういうこと?
私が眠っている間に何が?
『…霞柱…?え、無一郎まさか…』
「僕、柱になったんだよ…!」
無一郎と有一郎には、十分過ぎる素質があった。
だから、どんどん昇格していった。
けれど…力に溺れてしまうのではないかという不安が私にはあったのだ。
昔、そういう者を見たことがあるから…
だから、御館様に直談判して無一郎と有一郎が鬼殺隊に入って一年経つまでは柱や双になるのを待ってもらっていたのだ。
そして、その期限が………そうだ。昨日だ。
『なるほどね…じゃあ真逆有一郎は……』
「霞双になったよ」
やっぱりねぇ…
「それでねA。この際一気に双を決めようってことになって…今日は紹介しようと思ったの」
ん?カナエのその言い方だと、この空間に双がいるということだよ…?
「A。私は蟲双となったの。で、こちらが…」
わーお…
「初めまして。この度水双となった鱗滝錆兎と申します」
『錆兎くんね。毒双の濡椛Aと言います』
錆兎くんに手を差し伸べると、握手してくれた。
少し話をすると…なんと水柱の義勇と同期であり、同じ育手らしい。
凄いミラクルもあるものだね…
62人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルドルフくん(プロフ) - 美波音さん» そうです!カナヲちゃんでございます! ず、ずっと読み返してくださってるんですか!?あ、ありがたや〜← そうか、あなた方が神であったか… (2020年1月11日 19時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
美波音 - やったーやったー!カナヲちゃんだー……スミマセン!このお話見つけてからずっと読み返してたりするので、凄く嬉しいんです!続き楽しみにしてます! (2020年1月11日 17時) (レス) id: 5527ad2f00 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - 桜さん» カナヲちゃんですね!_φ(..)メモメモ。。。(カナヲちゃんにまた一票……カナヲちゃん人気の傾向…っと!) アンケートにご協力ありがとうございます!! (2020年1月9日 20時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アンケートのやつです。カナヲがいいと思います。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: d7031c92c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - アニメ万歳さん» おおお!アンケートに答えて下さりありがとうございます!カナエさんかカナヲちゃんですね!……胡蝶姉妹ら辺が人気になりそう…(ボソッ) (2020年1月8日 17時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ