元暗殺者は、鬼狩りとなるようです。其ノ弐【鬼滅の刃】

潰れる ページ2

その後、暫く胡蝶姉妹と話していると…


「「姉さんっっ！！！」」


時透兄弟がとんでもないスピードで部屋に入ってきた。


『有一郎、無一郎…！』


そう言って、胡蝶姉妹の時と同じように両手を広げると…



ほぼタックルの勢いで腕に飛び込んできた。



『ったぁ！？』


背中と頭を思い切り布団にぶつけた…


いやね？いくら布団があると言ってもね？

二人の男の子が一度にタックルしてくるんだよ？


分かるかい？



「あっ…ごめん姉さん…つい…」


『いたた…まぁいいよ……ふふ、暖かいねぇ…』


「姉さんも…暖かいよ…！」



暫くぎゅっと抱き締めた後、二人は離れた。


『本当に心配かけてごめんね…でも、もう大丈夫だよ〜』


私は、身体が固くなっていないかどうかを確かめながら会話をしていた。


ん〜…良かった！全然固まってない！


「や、柔らかいわね…」


「姉さん…痛くないの？」


『全然？……あっ』



思い出した…重要なこと……


「どうしたの？」


『上弦の弐について御館様に報告しないと…！』



「A落ち着いて…！それは私が報告しておいたわ。それよりも重要なことが…」


『え！？それよりも重要なことあるの！？』



「それがね……」



「あの…花柱様、霞柱様。もう入っても…？」




突然、障子の向こう側から知らない声が聞こえた。

いつの間にそんな…→←えーと…おはようございます？

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