元暗殺者は、鬼狩りとなるようです。其ノ弐【鬼滅の刃】

えーと…おはようございます？ ページ1

ふわっと…水の中から浮かび上がるような感覚…


これは…睡眠から目覚める時の感覚だ…


そして、ゆっくりと重たい瞼を開けると…我が家の天井が見えた。



あぁそっか…疲労から強制的に憑依が解除されてそのまま意識飛んだのか…



無一郎達は…任務中か。



「A…入るわね」


突然、良く聞いた声がした。


そして、すっと障子が開かれると…



「A……！？」


「嘘…！？お、起きたの…？」


それは、カナエとしのぶと…後ろにとても驚いた様子のカナヲがいた。


『あ〜…起きたみたい……おはよう』


そう言って微笑みながら両手を広げると…


三人とも腕に飛び込んできた。



「A…っ！ごめんなさい…！私が無理させたから…っ！」


『良いんだよ〜カナエ。こうやって今元気なんだからさ』



「私も…っ！帰ってこないの心配して行けばよかった…！」



『いいのいいの…しのぶまで怪我したら大変でしょう？私は今こうやって三人の体温を感じられているから大丈夫〜』



カナエとしのぶは泣き出してしまった…



ねぇ…そんなふうに泣かれちゃさ……私だって…！



『…っ…ごめん…ねぇっ…！』

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