初めて嘘の少ない私の話 ページ6
『なるほど…では、私の話を致しましょうか』
さてさて…私はこの世界の住民じゃない。
何をどう話すか…
『正直に申しますと…私は元々、この世界の住民では無いんです』
「まぁ…では、その耳のようなものは?」
カナエさんは、猫集を指さしながら
『私がいた世界は、技術がとても進んでいたんです。なので、コレは私が愛用している機械なんですこの機械は━━━━━』
私は、猫集のことについて話した。
カナエさんは、「そうなのですか…!」と目を輝かせながら相槌を打っていた。
その後も、私が暗殺者ということ以外を全て話した。
「そうだったんですか…辛かったですよね……」
カナエさんは…まるで自分の事のように悲しんでくれた。
本当に、優しい人だ。
「あの…鬼殺隊に入るおつもりはありませんか?貴方なら…きっと強くなれると思うんです」
不意に、カナエさんがそう言ってきた。
そんなの……!
『私も、お話を聞いて入ろうと思ったんです』
「それは良かったです!では、私が剣術などをお教えしましょうか!?」
カナエさんは、食い気味に誘ってきてくれた。
だけど……
『ごめんなさい。私は、私なりの方法でやってみようと思うんです。なので…しばらくお別れでもいいですか?』
「少し、寂しいですが…鬼殺隊に入ればまた会えますよね!では…」
玄関前まで行くと、カナエさんは私に袋を渡した。
中には、お金…?が入っていた。
カナエさんを見ると、とても優しく微笑んでいた。
『何から何までありがとうございます…』
「あっ、しのぶには私から言っておきますね?お別れを言っても、多分毒吐いちゃいますから……
では…また会いましょう」
『必ず…会いましょう!』
カナエさんとは、しばらくのお別れ。
でも、私はこの暗殺者のスキルを活かして鬼殺隊に入り、カナエさんとまた会って…しのぶさんと仲良くする…
私は、ちょっとした決意をした。
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ルドルフくん(プロフ) - 華月さん» では、華月さんは同士です!← (2019年12月21日 9時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 陸ノ型でベノム思い浮かべました(*・∀・*) (2019年12月21日 7時) (レス) id: 1408b785c1 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのこけし(プロフ) - てか本当は隠なの気付いてなかった私は末期(((((( (2019年11月25日 0時) (レス) id: a68eb9f538 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのこけし(プロフ) - そうなんですね!もしかしたら隠しの方達が必要なのか……めっちゃ気になります!w w w (2019年11月25日 0時) (レス) id: a68eb9f538 (このIDを非表示/違反報告)
ルドルフくん(プロフ) - 名無しのこけしさん» ありがとうございます!鬼殺隊本部は、刀鍛冶の里よりも複雑な道とか何とか〜っていう情報をどこかで得たので、隠しの方も居るかな?って思ったんです! (2019年11月24日 21時) (レス) id: f89f10d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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