【QuizKnock】if story…

☆ ページ13

【無理し過ぎ注意！】







山本side




仮眠室のベットで眠るAさんの手を握りながら、心配とほんの少しの怒りが心の中を支配していた






この人は…また無理をする






伊沢さんが動画のシメの挨拶を終え、福良さんがカメラを止めた瞬間倒れたAさん






福良さんが受け止めてくれなかったら怪我してたと思う





……受け止めたのが僕じゃないって事にイライラしてるのかな…






ギュッと握る手に力を込めれば、ピクリと反応を示す






｢Aさん…｣




名前を呼べば、ゆっくりとこちらに顔を向ける




A｢…山本くんだあ…あれ…私…｣




｢倒れたんですよっ！もおおおおおっ！｣






ぼふぼふとお布団を叩いて怒りを逃がす





A｢あらま…ごめんねえ、心配した？｣





｢当たり前ですっ！！次やったらもうっ…絶対許さないですから！｣






安心したせいか、語彙力がかなり低下してる






A｢ごめんてえ…怒んないで〜｣






よしよ〜しと頭を撫でてくるAさんの腕を掴む






｢分かってるんですか…本当にっ｣





A｢わ、分かってます…｣






キッと睨めば、何故か敬語で返ってくる






｢もう本当に……これ以上心配させないで…｣






Aさんを引き寄せ、その肩に自分のおでこを乗せて、情けない声で呟く







………一向に反応がないので顔を上げれば、顔を赤くしたAさんがいた






｢…え、何でですか？笑｣





A｢ちょっと…あの…何でもないですっ｣







目を精一杯瞑ってるAさんがとても愛おしくなって、その瞼に口づけをする






A｢？！…えっ…｣





……もおおっ！！可愛いっ







でも倒れたばっかの人だから我慢をして、ぎゅうっと抱きしめる







｢……次倒れたら…＿＿＿｣







耳元でそう言えば、再び赤面するAさんが見れたので、満足です♪









＊最後の一言はアレです。妄想は爆発ですから、ご想像にお任せしますってやつですね！



個人的に、問読みの時に声が低くなる山本さんが好きです
私の小説では、リクエスト頂くことが多い山本さんです。やっぱ可愛くてカッコイイってズルいですよね＊

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