【ヒロアカ】純愛から激甘までプルスウルトラ短編集！！ (ページ1)

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箱【轟焦凍】ページ1

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ここどこ、なんで私寝て‥

「痛っ！、」
『お、大丈夫か？』

目の前に顔面国宝が‥？

「轟くん、ち、近い‥」
『狭いから気をつけろ』
「ねえ聞いてる？」
『◯◯、ここ箱の中みてえだ』

確かに正方形っぽいし、あれ気のせいかなあ
天井に貼り紙あるような‥

『“男が耳元で好きって言えよ”‥？』
「なんでそんな冷静なの‥？」
『？焦ってるぞ？』
「表情筋‥。とりあえず天井押してみる」

力いっぱい押したのが間違いだった。

「わっ‥‼︎」
『お』

轟くんを押し倒す体制になってしまった。

『◯◯、顔赤えぞ。熱あるのか』
「大丈夫だよ//それより、体制きつくない？」
『俺は大丈夫だが、◯◯足痛えだろ、こっちこい』

その瞬間、顔を轟くんの胸元に押さえつけられ
ぎゅうっと抱きしめられた。背中には大きな手の温もりを感じる。

『どうだ。』
「いや、どうだじゃないでしょ//轟くん痛くないの？」
『身体は痛くねえが、別の所がきちい』

轟くんの心臓の音、早い気がする。
これ私かな？いや、２つの別のリズムが聞こえる。

「と、轟くん//体制変えるね」
『‥やだ』
「⁉︎あっ‥//」