【ONEPIECE】Phony world No.1ｼﾞﾌﾞﾝｻｶﾞｼ (ページ3)

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ゼンセノハナシページ3

やぁ、そこのキミ。
ボクの前世の話を聞いてくれるかな？
大丈夫、ちょっとだけだから___

『殺せんせー』

殺せんせー「はい、どうしました？幸さん」

『ボクはね、愛されちゃいけない人なんだ』

殺せんせー「幸さん、愛されちゃいけない人なんていないんです。人には愛される価値があり、そしてその人にはその愛を受け取る権利があるんです。だから、そんなに自分を責めないであげてください。幸さんは素敵な人なんですから…」

ボクの大切な先生はいつも暖かい言葉をくれた。

ボクは前世で、大好きだった両親が「愛してる」という言葉を最期に遠い世界に逝ってしまった。

そして、新しい母親たちからは偽りの愛を貰っていた。

だから、このせんせーが、優しくて暖かい殺せんせーが好きだった。

でも、あの日…そのせんせーはこの世界から居なくなった。

ボクを愛したからだ。

それから数年が経ったとき、神様はボクに天罰を与えてくれた。

もっと早くにその天罰を喰らいたかった。

そうすれば、どれほど多くの人が助かっただろうか。

どうか、一つだけ願いが叶うのならば、ボクに来世を与えないでください。

もう生きたくいんてます。

もう愛されたくないんです。

もう、自分のせいで誰かが傷つくのは嫌なんです。