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ut「こんなん部屋にあったん…怖いわぁ……｣
桃瀬くんは本を閉じ、本を落とそうとしたよいだが、その本は上手くおちず、桃瀬くんの手元に戻ってきた。
tn「この本呪われてる……」
『呪い……』
tn「でも、逃げなやばいらしい…」
kn「朝4時までに出なあかん」
捏島くんがそういった瞬間、館内にゴーンと鳴り響く鐘の音。
それは、午前0時を合図しているのを体感で感じた。
kn「あと4時間しかない…」
rbr「あと4時間しかない……」
こうして…僕らの命懸けの逃走が始まる……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
まず最初に向かったのは食堂だった。
tn「さっき来た食堂や！」
ut「あのおっちゃん…何やったん？」
『どうなんやろね…』
zm「騙してたんか！」
『それは無いんちゃう？』
食堂の中を探し回ると、床に置いてあるチェストに気づいた。
tn「こんなところに真新しい新聞がある」
桃瀬くんはチェストを開け、中に入っていた新聞を取り出した。
「読んでみる」と、桃瀬くんは言い、その新聞を声に上げて読んだ。
''大正✕年×月×日
東京郊外に存在する桃瀬邸にて殺人事件が発生しました。
当時の戌亥邸では、第一次世界大戦で活躍した戌亥陸軍少佐などを祝う祝賀会が開かれており、犠牲者の中に入っ有名政治家や権力者の姿もあったとのことです。
また、警察は今回の事件で行方不明となった1人の、戌亥少佐の行方をおっているとのことです。''
「はえ〜」などと声を上げる桃瀬くんは次の言葉を発している時、捏島くんの手にある本に気づく。
tn「何持っとんねん」
kn「いや、俺本2つ手に入れて、まず…
''血塗られた豪華な手記''……」
そう言い、手記を読み始めた。
''戌亥少佐のお陰で我が政権を安泰を得ることが出来た。
しかし、桃瀬陸軍大臣が持つあの偶像の力は本物であった。
あの力さえあれば我が国は一生安泰であろう。''
『偶像……！？』
聞き覚えのある…というより、大切にしている物の名前が聞こえ身を乗り出す。
ut「ど、どないしたん…！？」
tn「犀茄が声を荒らげるなんて珍しいやんな」
急いで自分の耳に手を添えるが、あるはずの''ソレ''はいつの間にか無く、指先は空を切った。
『なんでや……』
rbr「大丈夫なんか？」
『ｯ……な、なんでもないよ…大丈夫や』
笑顔を作り、天乃くんの心配から逃れる。
探さないといけない。
アレはボクにとって……
続く (更新停止中)
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葵斗(かけもちもちもち中) - なんか最後｢僕｣が｢ボク｣になっとる…これは…あっ、ふーん？(察し) (4月29日 2時) (
レス) @page27 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 絵上手。文才もあって画力もあるって最強じゃないすか。とりま画力と分才分けて貰っていっすか() (12月16日 22時) (レス) @page14 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - raiさん» ありがとうございます😊 (11月6日 1時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
rai - え、絵好き話もすきやけど (10月3日 2時) (レス) @page16 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 紅華鬼さん» ありがとうございます！直直イラストも上げれたらなぁと思います！ 紅華鬼様も無理なさらずにお過ごしください！ (9月27日 23時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年9月27日 1時
