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部屋に戻り、数時間が経つ。
『そろそろ……かな』
必要最低限のものを持ち、窓から飛び降り外に出た。
僕の部屋は4階くらいだったけど、怪我なく降りれた(※良い子は真似しないでね)
最善の注意を払って神社に近づく。
立ち入り禁止と書かれたテープを潜り、鳥居の中に入っていく。
『…………変わらない…』
僕の知っている零蛇小学校と何1つ変わらない。
ここに僕の父さんは……
心の中の感情は何とも形容しがたかった。
怒り……？悲しみ……？
感情がグルグルする中、僕の中に明確な何かが残った。
それは叶うことのないひとつの願い。
手を合わせ祈る。
『僕がどうなってもいいから……だから
だから
もう一度……
もう一度……
父と母に会わせてください』
その瞬間目を閉じていても視界が歪む感覚に吐き気がする。
最後に見えたのは段々と曇っていく空だった。
tnside
昼になったが、一向に犀茄が来なかった。
寝ているのかと思い、今アイツな部屋の前にいる。
ノックをし、自分が来たことを伝えても音沙汰が無かった。
ドアが開いていたので、少しの罪悪感を抱えながら部屋に入る。
部屋はもぬけの殻になっていて、少しだけアイツの荷物が残っていた。
まさかアイツどっかに行ったんじゃないだろうな？
そう思うと自然と足は早くなった。
なんでや？
危険人物だから？
ちゃう……
そんなもんやない……
何かが引っかかる。
なんで……
なんでアイツが大事や、守ってやらなって思うんや……
tn「ロボロ！」
rbr「なんや……ってトン氏か……どしたん、そんな慌てて」
tn「監視カメラでアイツが、犀茄がどこ行ったか調べられへん？」
rbr「は？」
tn「アイツどこか行きよった」
rbr「はぁ？」
俺たちを掻き乱したアイツは突如として姿を消した。
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葵斗(かけもちもちもち中) - なんか最後｢僕｣が｢ボク｣になっとる…これは…あっ、ふーん？(察し) (4月29日 2時) (
レス) @page27 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 絵上手。文才もあって画力もあるって最強じゃないすか。とりま画力と分才分けて貰っていっすか() (12月16日 22時) (レス) @page14 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - raiさん» ありがとうございます😊 (11月6日 1時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
rai - え、絵好き話もすきやけど (10月3日 2時) (レス) @page16 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 紅華鬼さん» ありがとうございます！直直イラストも上げれたらなぁと思います！ 紅華鬼様も無理なさらずにお過ごしください！ (9月27日 23時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年9月27日 1時
