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鬱さんに教えてもらった道を進み、''library''とオシャレに書かれた看板を見つければ、その扉を開ける。
誰かいればいいんだけどな……そう思い、ギィィと重い扉を開けた。
『失礼しまーす……』
em「おや、朝から人が来るのは珍しいですね……
人自体来るのも珍しい気もしますが…
あ、おはようございます、犀茄さん」
色素の薄い瞳に、カフェオレみたいな髪色の男性が微笑む。
『おはようございます…えっと……』
em「エーミールと申します。
ここでは戦略を練ったりする指揮部隊に所属してます。
また、この城の図書館の管理を任されていますね」
スラスラと話す彼に少し驚きつつ、本題を語る。
『それは、すごく立派ですね……
あ、そうだ…自分ここに来たばかりなので、この土や国のことをもっと知りたいんです。
なので、そういった系の本ってありますか？』
em「あ、それでしたら探して参りますので、奥の観葉植物に囲まれたテーブルにてお待ちください」
『ありがとうございます！』
あ、ノート……ノートがあれば色々メモしたり出来るけど……そんなもの持ってないよな…em「よろしければ私の予備のを使いますか？」
『え？ら』
どうやら、かんがえてたことが声に出てたようだ。
『そ、そんなっ悪いですよ……本当に』
em「いえいえ、どっちみち今日外出届を出しましたので、その時にノートを買ってくる予定だったんです。
犀茄さんの分も買ってきましょうか？」
そう純粋な笑顔を向けるエーミールさん。
そんな顔をしたら、断りにくい……そう思い、
『あ、、ではお言葉に甘えて…』
と、ノートとそしてペンまで頂いてしまった。
『そういえば、先程外出と言いましたが…』
em「嗚呼、そのことでしたら外をご覧下さい」
そう言い、開かれた窓の外を見る。
先程見た景色とは違って、様々なお店が並んでいる城下町が見えた。
em「毎朝7時30分に開くんですよ」
結構早いんだな……と思い、ふと下の方からぐるりと1周円を書くように見る。
『え……あの神社…』
見覚えのある建物が見えた。
em「嗚呼、あれは犀茄さんが倒れてた場所でしたね」
『え……？』
em「…ま、まさか知らなかったんですか…じゃあ言っちゃダメなやつじゃ…あ」
そう言い慌てるエーミールさんを横目に、自分の中では様々な思考が横切った。
em「今のは忘れてください！あと、彼処に近づいてはいけません！」
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葵斗(かけもちもちもち中) - なんか最後｢僕｣が｢ボク｣になっとる…これは…あっ、ふーん？(察し) (4月29日 2時) (
レス) @page27 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 絵上手。文才もあって画力もあるって最強じゃないすか。とりま画力と分才分けて貰っていっすか() (12月16日 22時) (レス) @page14 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - raiさん» ありがとうございます😊 (11月6日 1時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
rai - え、絵好き話もすきやけど (10月3日 2時) (レス) @page16 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 紅華鬼さん» ありがとうございます！直直イラストも上げれたらなぁと思います！ 紅華鬼様も無理なさらずにお過ごしください！ (9月27日 23時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年9月27日 1時
