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ガチャっとドアを開け、廊下に出る。
先程食堂にて、総統さんに一通りここでのルールを聞いた。
城の敷地内であれば、探索は自由にしていいとのことである。
街への外出は届出を出さなくては行けないのだが……
さて、行きたいのは図書室のような書庫なのだが……
隣の部屋の人に聞こうか……
いや、まだ朝早いか……
なんて思いながら、自室のドアの前を右往左往する。
すると、隣のドアがガチャりと開いた。
ut「ん？あー、なんや犀茄ちゃんか」
『あ、おはようございます！鬱さん！』
ut「おん、おはよ」
欠伸をしながら挨拶を返してくれは鬱先生もどきは、人のいい笑みを浮かべる。
ut「よく眠れた？」
『まぁはい！』
嘘だ。
気持ちはずっと落ち着かない。
あの日からずっと、しっかり寝た試しがない。
目を閉じれば悪夢しか待っていないのだ、ずっと。
ut「…………そか。
あ、2日目やけど、分からないこととかある？」
『あ……その……本を読みたいな……と思いまして……
おこがましいのは承知の上なのですが、そういった場所に行きたいので教えて下さると幸いなのですが……』
ut「おん、あるよ」
『本当ですか…！？』
ut「おん、今ここが5階なんやけど、図書室はその一個上の6階やね。そこ曲がった階段登ってすぐ右に入口があるはずやで」
『助かりました！
ありがとうございます！』
笑顔を貼り付け、それでは僕は失礼します、と言いその場を去った。
昔から勘が良い。
もし、鬱先生と鬱さんがそういった所も似ているのなら、こちらの事情を察されてしまう。
それだけは避けたい……
このようやく閉じ込めた感情はずっと仕舞ってたいから。
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葵斗(かけもちもちもち中) - なんか最後｢僕｣が｢ボク｣になっとる…これは…あっ、ふーん？(察し) (4月29日 2時) (
レス) @page27 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 絵上手。文才もあって画力もあるって最強じゃないすか。とりま画力と分才分けて貰っていっすか() (12月16日 22時) (レス) @page14 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - raiさん» ありがとうございます😊 (11月6日 1時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
rai - え、絵好き話もすきやけど (10月3日 2時) (レス) @page16 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 紅華鬼さん» ありがとうございます！直直イラストも上げれたらなぁと思います！ 紅華鬼様も無理なさらずにお過ごしください！ (9月27日 23時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年9月27日 1時
