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knside
kn｢…………｣
tn｢おはよう、シッマ。珍しく早いんやね｣
kn｢おう、あんまり寝れなくてな。はよ目ェ覚めたわ｣
相変わらず目の下にクマを作っているトントンを横目に、定位置に座る。
誰かが朝食を作ってくれるだろうと、他力本願になりながら空を見つめていると、トントンもお前もか……と呟いた。
kn｢お前もってことはトントンもか？｣
tn｢なんやろな…心に何かがひっかかってるんよ｣
そういい、ボーッとするトントン。
同じや、俺と。
ずっと何かが引っかかってる。
ふと、トントンの前にある食べかけのフレンチトーストに目が付く。
トントンの目の前に座っているグルッペンも同じものをもっきゅもっきゅと食べていた。
kn｢珍しいこともあるんやな。トントンが朝から甘いもん食べて｣
tn｢いや、これはちゃうねん。その……｣
トントンにしては珍しく歯切れの悪い返事をする。
kn｢なんや、教えられないことなんか？｣
tn｢そういうわけやないんやけど…｣
kn｢なら｢その話は俺がしようじゃないか｣｣
グルッペンが全て食べ終わり、ナプキンで口元を拭きながら答える。
gr｢朝食を作ったのは犀茄だ｣
kn｢は？何食べてるん！？毒とか入っとるんちゃうか！？｣
tn｢毒は入ってないねん……ただ……｣
また歯切れの悪いトントン。
kn｢なんや、ハッキリ言わんかい｣
gr｢そろそろ認めたらどうだ？お前も十分大人だろう｣
tn｢すんごい美味いねん…それに……懐かしい味がするんや…｣
は？
gr｢ほう……懐かしいか。なかなか面白い感想だな｣
kn｢そんなわけないやろ！お前も絆されとる場合ちゃうぞ！｣
gr｢なら、食べてみるか？コネシマも｣
kn｢！！……ｯ、いらんわ、そんなゴミ……｣
シェフ来たら呼んでや、とだけ伝え、食堂を後にした。
整理しようがないこのモヤモヤは段々イライラへと変わってく。
なんやねん…アイツ。
急に敷地内に入って来て、ぶっ倒れて、死んだ目ェしたかと思ったら急に笑って…
俺の言葉に一切怯まないで。
なんでや…なんで懐かしいとか思ってる自分がいるん…？
嫌いだと思いたいのに思えない自分がいる…
kn｢なんなんや…この気持ち｣
No.2 憎めない奴。
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葵斗(かけもちもちもち中) - なんか最後｢僕｣が｢ボク｣になっとる…これは…あっ、ふーん？(察し) (4月29日 2時) (
レス) @page27 id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ好きののあ。 - 絵上手。文才もあって画力もあるって最強じゃないすか。とりま画力と分才分けて貰っていっすか() (12月16日 22時) (レス) @page14 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - raiさん» ありがとうございます😊 (11月6日 1時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
rai - え、絵好き話もすきやけど (10月3日 2時) (レス) @page16 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 紅華鬼さん» ありがとうございます！直直イラストも上げれたらなぁと思います！ 紅華鬼様も無理なさらずにお過ごしください！ (9月27日 23時) (レス) id: 0abca29873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2023年9月27日 1時
