少年忍者de暗殺教室 (ページ11)

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落ちこぼれクラスの私達E組に与えられたのは、地球を救うヒーローになるチャンス

けど、わからない

なんで先生が地球を爆破しようとしているのか

どうしてそんな時に、私達のクラスの担任としてやってきたのか

キーンコーンカーンコーン

湧「はぁ」

あ、外で地べたに座って溜め息してる湧発見

殺せ「磨いておきましたよ、湧君」

突如現れた殺せんせーの手には昨日湧が暗殺に使った野球ボール

相変わらずご丁寧にピッカピカにされちゃって…

湧「…殺せんせー、何食ってんの？」

殺せ「昨日ハワイで買っておいたヤシの実です

食べますか？」

湧「飲むだろフツー」

殺せ「昨日の暗殺は良い球でしたね」

湧「よくゆーよ、考えてみりゃ俺の球速でマッハ20の先生に当たるはずねー」

殺せ「君は野球部に？」

湧「前はね」

殺せ「前は？」

湧「部活禁止なんだ、この隔離校舎のE組じゃ

成績悪くてE組に落ちたんだから、とにかく勉強に集中しろってさ」

殺せ「それはまたずいぶんな差別ですねぇ」

湧「…でももういいんだ

昨日見たろ？

遅いんだよ、俺の球

遅いからバカスカ打たれて、レギュラー降ろされて

それから勉強にもやる気なくして今じゃエンドのE組さ」

殺せ「湧君

先生からアドバイスをあげましょう」

あ、殺せんせーに課題提出しなきゃ

…けど、先生湧と何話してんだろ

まさか、昨日の暗殺を根に持ってからんでたり…

『思ってたよりからまれてる！！』

え、っとですね、今の状況を説明しますと、

湧が殺せんせーの触手でぐるぐる巻きにされて宙に浮かんでいるというなんとも言葉にし難い状況です、はい←

『何してんのよ殺せんせー！！

生徒に危害加えないって契約じゃなかったの！？』

殺せ「湧君、昨日見せたクセのある投球フォーム

メジャーに行った有田選手をマネていますね」

湧「…！！」

なんでそれを！って言おうとしたんだよね、

口を触手で塞がれて喋れないんだよね、可哀想に

殺せ「でもね、触手は正直です

彼と比べて君は肩の筋肉の配列が悪い

マネをしようとしても彼のような豪速球は投げれませんねぇ」

『な、なんで先生にそんな断言できるのさっ…』

殺せ「きのう本人に確かめて来ましたから」

殺せんせーが差し出した新聞には“有田投手が触手責めに！！“という文が

((確かめたんならしょうがない！！))