ひとめぼれと運命『紫&青』 (ページ45)

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お笑いライブも終わって携帯を見ると社長から電話がかかってきていた。

ドキドキしているのを感じて私は劇場を後にして社長に電話をかけた。

「もしもし」

深澤「もしもしー？Aちゃん元気ー？」

「めっちゃ元気です！大阪たのしすぎます！」

深澤「そっか！よかったー！
あのね今大阪いるんだけど一緒にご飯とかどう？」

「行きます！！！」

深澤「わかった！梅田の〇〇っていうお店！梅田駅まで来て！そこから一緒にいこ！」

「了解です！」

社長とご飯という事実が嬉しくてルンルンで難波駅を後にした。

梅田駅について、社長に会って、大阪での出来事を話して、ご飯屋さんに入った。

なんか昨日とかとは違う多幸感に溢れている。

幸せすぎて感動している。

「社長はどうして大阪に？」

深澤「出張で京都来ててついでに大阪まで。
すごいよね、京都から大阪ってすぐ行けるんだよね。」

「そうですよね。私も京都から大阪に学校通ってたんでわかります」

深澤「そっかー、中学の時だよね？履歴書みたから」

「そうです！ほんといい学校通ってたんですけど、親の引っ越しで東京に出ちゃったんで、、」

深澤「そんな中、渡辺くんに出会ったと」

「え？」