ひとめぼれと運命『紫&青』 (ページ32)

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「うわー！かわいい！この服いいな！！」

深澤さんが連れてきてくださったのは、深澤さんが社長として働いていた時のブランドだった。

深澤「そうでしょ、この服はね最近の流行を取り入れてるんだよね、、、」

服の解説をいろいろ聞いて、自分が気に入った服を買った。

お会計に行こうとレジに行くと深澤さんがいつの間にかカードで払ってくだだった。

自分で出すと何度か言ったけど、結局自分が折れてしまった。

というかカードの名前プラチナカードって書かれてたな、
どんだけすごいんだって思った。

深澤「そろそろお昼の時間だけどどうする？」

「もうそんな時間なんですね、なんか麺類が食べたいです！」

深澤「よし、じゃぁ俺ねおいしいラーメンの店知ってるからそこ行く？ラーメン好き？」

「はい！好きです！」

深澤「よしじゃぁ行こっか！」

そう言って深澤さんと私はラーメンを食べに行った。

ラーメン屋さんは白醤油と言って女性にも食べやすいものだった。

コンビニのグルメの企画担当をしている仕事柄、こういった、グルメのことになるとアイデアが浮かびやすい。

でも考え込みすぎるのも深澤さんに悪いと思って、
頭の隅に追いやると、深澤さんが、
「グルメ企画考えてたでしょ？なんかAちゃんらしいね」って、
「なんでわかるんですか？」って聞くと顔に出ているらしい

深澤「なんかね、俺ね気になった子のそういうのとか分かっちゃうの、今こんなこと考えてるんだろうなとか。」

「すごいですね、」

深澤「だからねAちゃんのことなんでも分かるの、俺」

「最強ですね、嬉しいです。」

深澤「ふはっ笑かわいいね〜Aちゃんは」

そう言って頭を撫でられた。