ひとめぼれと運命『紫&青』 (ページ30)

今日:21 hit、昨日:1 hit、合計:34,952 hit

30 ページ30

「待ちすぎた日曜日がきた！！！」

今日は深澤さんと一緒に服を買いに行く日

嬉しすぎて朝の5時に起きてしまった。
だけど不思議と眠くは感じておらず、これもいわゆる恋の力なんだろうと思った。

服どれにしよっかなーって考えていると深澤さんから、今日は朝の１０時に集合でいいかなとラインが来ていた。

全然大丈夫ということをラインに打ち込み送ったあと、いい組み合わせの服を見つけたので、それにすることにした。

家を出る時間になったので、家を出て、電車に揺られて待ち合わせ場所に行く。

待ち合わせ場所に行くと、深澤さんはもうついていた。

なんかかっこよすぎる。

ずるい。

前髪がちゃんと整っているか確認して、深澤さんの立つ場所に行った。

「深澤さん！おはようございます！！」

挨拶すると深澤さんはわたしのほうを見てほほ笑んだ。

深澤「おはよ！Aちゃん、服めっちゃ似合ってるね、かわい」

「えっ！ほんとですか！ありがとうございます！！」

「そういう深澤さんだって今日の服めっちゃかっこいいです。」

深澤「ありがとねーほんとかわいいねAちゃんは、
僕さ、今の会社来る前にファッション業界のほうで社長やってたから、そういうのも全部研究してたし(笑)」

「そうだったんですね、めっちゃいいです(笑)」

深澤「あはは(笑)ありがとう、嬉しい」

深澤さんは照れたように笑って言った。