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side 渡辺
日本に帰ってきて、これから働く会社で、しかも同じ部署で働けるって、涼太に聞いたときはうれしかったのと同時に色んな感情が沸き上がってきた。
俺のことをまだ好きでいてくれてるんじゃないかって、でも、ほかに好きな人ができてその人と付き合ってたりとか、そもそも俺のこと覚えてないんじゃないかとか、めっちゃ会社でもモテてるんじゃないかって、
色んな思考回路になってしまった。
久しぶりに彼女の姿を見たとき、俺はびっくりした。
ものすごく綺麗というかかわいいというか、とにかくもっと美人になっていた。
ドキッてした。
まだAに恋してるんだって思った。
一緒に仕事したときにふと見た横顔も高校時代よりもっとかわいくなってる。
今からアタックしても間に合ったりするかな、
そう考えるのがなんだか楽しくなっていた。
あの人を見るまでは、
side A
仕事が終わって家に帰ってきた。
ご飯を済ませてお風呂に入ってドライヤーが終わった後のゆったりした時間。
出張まであと一週間。
なぜか三泊四日に変更されたらしく、観光ができることが確実になったそうだ。
旅行の券がなんとかーとか部長が色々言ってたけど、ほぼほぼ右から左に聞き流していた。
日曜日に服買わなきゃって思っていたら、深澤さんからラインが来ていた。
深澤さんは日曜日に私と一緒にどこか行きたいそうだ。
でも、服を買うのでと言ってお断りすると、ついていくといわれたので、日曜日は深澤さんと一緒になることになった。
嬉しい。深澤さんと一緒に服が決めれるのは。
四日会えない分、深澤さんを堪能しなきゃって考えている私はもう、深澤さんのことが大好きらしい。
まだ見ぬ日曜日に思いをはせながら今日は眠ることにして、電気を消した。
突然ですが作者の胡桃です。
わたくしただいま、色々と用事などが立て込んでおり、なかなかお話がかけずじまいになっております。
なので、このお話もそうですが、渡辺さんの過去のお話も徐々に書いている途中なので、
待って下さるとありがたいなと思っています。
どうぞご理解のほどよろしくお願いします。
追記
このたびコメント欄を開設させていただきました。
お話の感想などはコメント欄にてお願いします。
コメントに関しては、読ませていただくだけになりますが、
ぜひコメントをお寄せください。
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作者名：胡桃沙和 | 作成日時：2022年11月16日 16時
