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その日の夜。談話スペースはお風呂を済ませた私達女子の集会場となっていた。
「ブヘエエエ毎日大変だァ……！」
「圧縮訓練の名は伊達じゃないね。」
「あと1週間もないですわ。」
みんなぐでーっと疲れをあらわにしている。わたしも梅雨ちゃんと透ちゃんの間でぐでーっとソファに背中を預けた。
「ヤオモモは必殺技どう？」
ふとそんな質問が飛んだ。「うーん」と考えてから百ちゃんは続ける。
「やりたいことはあるのですがまだ体が追いつかないので、少しでも個性を伸ばしておく必要がありますわ。」
「あー、百ちゃん全く一緒！私もやりたいことだけでてきて体と技術がついていかないんだよねえ……。」
まさしく今の私と同じ状況の百チャンに共感し、お互い顔を見合わせて笑った。そっか、はかどってないのは私だけじゃないみたいで……よかった……。
「梅雨ちゃんは？」
「私はよりカエルらしい技が完成しつつあるわ。きっと透ちゃんもビックリよ。」
梅雨ちゃんすごい……私も頑張らなきゃな、なんて思っていると今度は「お茶子ちゃんは？」と話が振られた。けれどお茶子ちゃんが反応することはなくて、みんな小首を傾げてお茶子ちゃんに視線をやる。
「……お茶子ちゃん？」
「うひゃん！」
「うひゃん？」
もう1度呼ばれて変な声を上げたお茶子ちゃん。うひゃんて……。
そんなお茶子ちゃんに「お疲れのようね。」と声をかけた梅雨ちゃん。私も続くように「大丈夫？？」と声をかけると、お茶子ちゃんは笑いながら言った。
「いやいやいや！大丈夫！疲れてなんかいられへん！まだまだこっから！」
元気にそういったお茶子ちゃんだったけど、急に俯いてどこかしんみりと続けた。
「……のハズなんだけど、なんだろうねえ。最近ムダに心がザワつくんが多くてねえ。」
そんなお茶子ちゃんに三奈ちゃんがニコニコと笑いながら言う。
「恋だ。」
「ギョ。」
「ギョ？」
またまた不思議な声を上げたお茶子ちゃん。ギョて……。うひゃんの比になってない……。
三奈ちゃんの恋というキーワードにあからさまに慌てふためくお茶子ちゃん。「な、何！？故意！？知らん知らん！」と必死に誤魔化している。……ケド、私知ってるんだよなぁ〜。
「緑谷か飯田！？一緒に居ること多いよねえ！」
「チャウワチャウワ。」
「浮いた！」
ふふ、隠したいみたいだからいわないけどね、デクくんだってことは！
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メイ(プロフ) - 赤兎リエ輔さん» 読みます読みます！w 続きが楽しみです(*´∇｀*) (2017年10月23日 23時) (
レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
赤兎リエ輔(プロフ) - メイさん» わああとっても嬉しいお言葉をありがとうございます……！！いや本当畏れ多い…恐縮です…！そういっていただけて嬉しいです！皆サンに楽しんでいただけるよう自分のペースでやって生きたいと思います…！どうぞこれからもご愛読下さば幸いでございます！ (2017年10月23日 23時) (レス) id: 9a5c590feb (このIDを非表示/違反報告)
メイ(プロフ) - すっごい面白いです！受験で更新難しいと思います。。。無理しないで頑張ってください！応援してます！！ (2017年10月23日 22時) (レス) id: c2a648029d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤兎リエ輔
| 作者ホームページ：http://nekomoti
作成日時：2017年10月19日 19時
